■ガーミンGPSとモトローラ製の通信機器、ドローンも収納
日産は「エクストレイル・マウンテン・レスキュー・コンセプト」をイタリアのチェルビニアスキーリゾートで世界初公開しました。
このコンセプトモデルは、人気クロスオーバーSUV「エクストレイル」をスノートラック、担架、救助用具を備えた緊急車両に変身させ、「究極の寒冷地救急車」や「雪山の守護神」と伝えられています。
マウンテンレスキュー仕様は、ホイールはスノートラックに置き換え、非常灯、サイレン、避難担架を備えたルーフラックが装備されているほか、スキー板や雪かきスコップも運ぶことができます。
また、延長されたフェンダーフレアと頑丈なリカバリーポイントが装備されており、ウインチ、補助ライトを備え、9インチ(23cm)リフトアップがなされています。
內部アップグレードでは、ガーミンGPSとモトローラ製の通信機器が搭載され、メディックシート(担架)の設置を可能にするために後部座席を取り外しています。
雪崩プローブや保温ブランケットなどの緊急用品を保管する保管キャビネットもあるほか、 DJIドローンを収納するコンパートメントも見えます。
このエクストレイル・マウンテン・レスキュー仕様を日本のスキー場で見ることができるのか、期待したいです。