新型バッテリーと充電器を採用した、20型電動アシスト自転車・ヤマハ「PAS CITY-C」「PAS CITY-X」の最新モデル

■新しいロゴグラフィックでスポーティになった「PAS CITY-X」

電動アシスト自転車「PAS」シリーズは、子ども乗せタイプから小径タイプまで多様なバリエーションが用意されています。軽量コンパクトな20型電動アシスト自転車「PAS CITY-C(パス シティ シー)」「PAS CITY-X(パス シティ エックス)」は、街乗りに向くCasualなモデルです。

U字型フレーム「PAS CITY-C」の2024年モデル
U字型フレーム「PAS CITY-C」の2024年モデル

2024年モデルは、新型バッテリーと充電器が新たに採用され、利便性の向上が図られています。新型バッテリーは、従来の12.3Ahから15.8Ahに容量が約30%高まり、今までよりも比べて少ない充電頻度で済みます。

容量アップと脱着しやすくなった新型バッテリー
容量アップと脱着しやすくなった新型バッテリー

充電器のハンドル部分が広く、しっかりと握れる形状になり、荷物を抱えたままでも持ち運びやすくなっています。

また、バッテリーの向きの誤認を避ける左右非対称のデザインに変わったことで、車体や充電器への脱着もスムーズにできます。ロゴなどのグラフィックがレーザー刻印されたことで、高級感も増しています。充電器は、従来モデルよりもサイズが約40%小さくなったことで、玄関などの狭いスペースでも充電できます。

新しくなったコンパクトな充電器
新しくなったコンパクトな充電器

U字型フレームの採用により乗降しやすい「PAS CITY-C」は、カジュアルなデザインが特徴。オシャレなデザインと機能性を両立させたデルタハンドル、大型テリーサドルなどが用意されています。

2024年モデルのカラーは、軽やかな印象でどんなファッションにも合わせやすい「マットライトグレー」、カジュアルでありながら落ち着いた雰囲気の「マットインディゴ」が新たに追加されています。継続色の「マットロゼ」「マットオリーブ」も含めた4色展開になっています。

ワイヤー内蔵の直線的なX字型フレームを採用する「PAS CITY-X」
ワイヤー内蔵の直線的なX字型フレームを採用する「PAS CITY-X」

男性ユーザーから支持を集めそうな「PAS CITY-X」は、スマートに街乗りを楽しめるモデルです。スタイリッシュなムードが漂うワイヤー内蔵の直線的なX字型フレーム(Xフレーム)、スポーティな走りを実現するというセミスリックタイヤ、セミストレートハンドル、スポーティサドルなどを装備。

2024年モデルは、よりシンプルでスポーティな印象を高めるため、サドルやグリップなどのパーツカラーを従来のブラウンからブラックに変更されています。また、新デザインのロゴグラフィックも目を惹きます。

カラーは、質感の高さを抱かせる「ダークアメジスト」、シンプルで洗練された雰囲気が魅力の「マットブラック」が追加され、継続色の「マットグレイッシュベージュ」を含めて3色から選択できます。

「PAS CITY-C」
●サイズ:全長1535×全幅580×サドル高715~865mm
●適応身長:140cm以上
●一充電あたりの走行距離:62km(強モード)、73km(スマートパワーモード)、107km(オートエコモードプラス)
●価格:14万5200円

「PAS CITY-X」
●サイズ:全長1585×全幅520×サドル高795~925mm
●適応身長:153cm以上
●一充電あたりの走行距離:69km(強モード)、84km(スマートパワーモード)、116km(オートエコモードプラス)
●価格:14万7400円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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