■CX-90の3列7座席に対しCX-70は2列レイアウトに
マツダは2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の計画を発表しており、中核となるラージ商品群では2列シートの「CX-60」「CX-70」、3列シートの「CX-80」「CX-90」を順次投入します。
このうち、日本市場にはCX-60がすでに発売され、CX-80が続くことが確認されていますが、CX-70は明らかになっておりません。
同ブランドでは、2023年末までにCX-70を発売する予定でしたが2024年内へスケジュールを変更しました。10月にはエンジンが兄貴分CX-90のそれを反映する可能性があることを示唆していましたが、現在、それが事実である可能性が高いという、より強力な証拠が得られています。
米・カーメディアが発見したカリフォルニア大気資源委員会(CARB)への提出書類では、CX-70がCX-90同じパワートレインが搭載されることが明らかになりました。
CX-70がCX-90と同じプラットフォームに載っていることを考えると、この理屈は理にかなっていると言っていいでしょう。 両モデルの主な違いは座席数で、CX-90は3列7座席ですが、CX-70 は2列レイアウトになります。
CX-90は、最高出力340psを発揮する3.3リットル直列6気筒エンジンを搭載、48Vのマイルドハイブリッド「Mハイブリッドブースト」が組み合わされます。また、最高出力323psを発揮する2.5リットルのプラグインハイブリッドも提供されています。全輪駆動は両方のエンジンに標準装備されており、CARBの文書によれば、同じことがCX-70にも適用されることが示唆されています。
マツダはまだCX-70の発売日や導入する市場を公式発表していませんが、2024年内は間違いなく、日本市場への導入も気になります。