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■純正アクセサリーの装着でホンダ車の魅力が高まる
インテリアや先進安全機能をバージョンアップした改良型ホンダ「オデッセイ」。その魅力を高める純正アクセサリーもまた、車両復活に合わせてアップデートされています。
今回は、そんなオデッセイ用純正アクセサリーの魅力を、自動車ライター・工藤貴宏が、五冠の女王(※2017年1月の「日本レースクイーン大賞」で大賞を含む5冠を達成した!)こと伝説のレースクイーン、藤木由貴さんと一緒にチェックしてみましょう。
●純正アクセサリーって、何ですか?
:いわゆる純正オプションとかディーラーオプションと呼ばれるものだね。メーカーオプションのように生産ラインではなく、新車製造後に取り付けるアイテムで、代表的なのはフロアマットとかドアバイザーとか。最近はUSB充電ポートとかドライブレコーダーも付ける人が多いし、車によってはカーナビやETCユニットもある。実用品からドレスアップパーツまでたくさん用意しているんだ。ディーラーで購入&取り付けができるよ。
:ソコ、勘違いされやすいんだけど、新車注文時しか追加できないメーカーオプションと異なり、ディーラーオプションは(販売している限りは)いつでも購入&装着が可能。だからすでに所有している愛車にも取り付けできるんだ。
:ところで、ホンダのオデッセイって販売を終了したと聞きましたが…?
:2021年末に生産終了したんだけど、「欲しい」という声が多かったので、販促で日本に導入するために中国からの輸入車として、この冬に復活したのです。
:モデルチェンジしたわけではないから、パッと見たところ同じように感じるけれど、2列目シートが電動化されてより快適になったり、Honda SENSING(ホンダセンシング)と呼ばれる先進安全機能が最新版にアップデートされたりといろいろ進化しているよ。
●いくつかの純正アクセサリーはオデッセイ用に新たに開発された
:もちろん、そう…ではなく、以前と同じものもあるけれど、新たに開発されたものもある。
:まず見た目でいえば、今回のオデッセイはフロントグリルの形状が新しくなったから、それに合わせて純正アクセサリーのフロントグリルも新デザインに。従来モデルにはなかったHマークまでブラックエンブレムに交換できるのもポイントだ。
:さすが五冠のレースクイーンは違いが分かるね! 純正アクセサリーでは、標準で装着されているものよりも一回り大きなテールゲートスポイラーを用意しているよ。
:狙いはまさにそこ。ハイマウントストップランプのまわりにメッキのガーニッシュがコーディネートされているんだけど、そこがブラッククロームメッキになっているのが今回新しくなったポイント。従来はシルバーのクロームのメッキだったんだ。
●ブラッククロームメッキにしたのはどうして?
:今回「EX BLACK EDITION(ブラックエディション)」というタイプがあって、ブラックスモークのリヤコンビランプとか、マットベルリナブラックのアルミホイールとか、随所にブラックをコーディネートしている。それに合わせたというわけだ。
:なるほど。でも、BLACK EDITIONじゃないタイプとの組み合わせもよさそうですね。
:もちろん、BLACK EDITION以外のタイプともしっかりマッチするようにデザインされているよ。
●こんなに大きな画面って凄くない?
――エクステリアをひと通りチェックした藤木由貴さんは、室内に乗り込みます。
:ちょっと工藤さん! なんですかこれは? カーナビの画面が…大きすぎてビックリですよ!!
:さすが目の付け所が違うね! 驚きの11.4インチだよ。ここまで画面の大きなカーナビはなかなか見かけない。ちなみに、先代は10インチだった。
:褒めていただいたのは嬉しいんですが、これだけ大きければ誰だって驚きますよ!
:ちなみに、ホンダの新時代コネクテッド技術の「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」に対応しているのも純正ならではだね。では、次は2列目へどうぞ。
:(2列目に座って…)広くてゆったりだし、シートの座り心地もいい。しかも、リクライニングなどが電動だから快適すぎる。飛行機でいえばビジネスクラスですね。
:あっ…!! リア席モニターも大きいですね。何インチですか?
:だよね…じゃなくて、これくらい大きければ子どもが『SPY×FAMILY』を見るときも大満足でしょう。アーニャだって喜びそう。ボクだってたまには後席に座って映画を見ながら移動したくなる。
●ノートパソコンも充電できるPD対応USBチャージャーが嬉しい
:でも、新たに用意された純正アクセサリーの注目はそれだけじゃない。由貴ちゃんも車内でノートパソコンの充電をしたいよね?
:最近のパソコンは、「PD」という規格に準拠したUSB Type-Cアウトレットがあれば充電ができるのが一般的なんだけど、なんとオデッセイ用の純正アクセサリーとして、それに対応する「USB PDチャージャー」が用意されているんだ。標準仕様の車両には付いていないけど、望めば追加できるというわけ。最大45Wだからそれなりに大容量だよ。
:加えて、純正アクセサリーとしてはインパネアッパーボックス、そして3列目脇(サイドライニング)の運転席側(助手席側にはアクセサリーソケットが標準装備)に追加する「USBチャージャー」も用意している。
:私も車内でスマホを充電することが多いからUSBチャージャーがあれば嬉しいし、子どもが3列目に乗るファミリーならぜひ欲しいですよね。
:ところで、夜は光の演出があったほうが高級感があっていいと思わない?
:思います。こういうお仕事をしていると、いろんな車に乗る機会があるんですが、間接照明が付いているとやっぱりいいですよね。
: 何を隠そう、オデッセイ用の純正アクセサリーでは、イルミネーション系のアイテムも充実しているんです。
:具体的にいえば、フロントと2列目の足元付近を照らす「フットライト」、ドアを淡く光らせる「インナードアハンドル&ドアポケットイルミネーション」、そして乗り降りする際に目を引くサイドステップのドレスアップも兼ねつつ、ODYSSEYロゴが光る「サイドステップガーニッシュ」。どれも単品販売もあるけれど、「光のアイテムパッケージ」としてセットで割安に取り付けることが可能だから覚えておくといいかも。ちなみに、セットの光はブルーとホワイトが選択可能だよ。
:選べるのが嬉しいですね♪ でも、せっかくならアイテムフル装備して楽しみたいですね!
:他にもこの車両にはいろんな純正アクセサリーが装着されているから、とりあえず見てよ。
●純正アクセサリーの装着でスポーティ感と高級感が増す
: ひと通り見て感じたのは、純正アクセサリーの装着によってスタイリングはスポーティ感と上質感、インテリアは高級感が増すってこと。おもてなし感が凄いし、私ももてなされたい……(笑)。そのうえ、室内に装着するアイテムは快適さと実用性が高いものが用意されていることがわかりました。オデッセイに純正アクセサリーを追加することで、魅力がアップするのは私にも伝わってきましたよ。
ところで、ユーザー側としては純正のアドバンテージというかメリットってどんなところにあるんですか?
:まず、新車購入時に選べば新車ローンに組み込めること。わずらわしさがない。そのうえ、オデッセイ専用に開発されているから、フィッティングが社外品とは比べられないくらい良好だってこと。スマートに装着できる。
さらに、品質の高さも特徴。自動車メーカーの看板を背負っているわけだから、 品質も耐久性も、もちろん安全性だって厳しい基準が設けられていて、それをクリアしないと商品化できないのだから。一部を除いて「3年間または6万km」という保証の長さも自信の証だし、一般的なカー用品とは大きく違う部分だね。
万が一カーナビなどにトラブルが起きても、純正ならばディーラーへ持っていけば対応してくれるのも心強い。
:そういうことです。せっかくなので、開発者とデザイナーのコメントも伺ったよ。
●「これってカッコいい!」と思わせたい
【ホンダアクセス オデッセイ純正アクセサリー開発責任者 清水隆彦さん】
「オデッセイの想定オーナー像として、40代以上の車好きを考えました。エクステリアに関してはミニバンといっても“箱”ではなく、走りがいい車を選ぶそういった人たちに向けて、「これカッコいいよね」と思っていただけるように考えています。
オデッセイ用のアイテムは従来から継続しているものと、新規に開発したり、今回の仕様に合わせているものがあります。
例えば、フロントグリルは車両側のデザインが新しくなったので、純正アクセサリーも新開発しました。ブラックメッキのエンブレム類も新たに設定したアイテムです。エクステリアアイテムは『できる限りブラック化!』を狙いました。
室内アイテムだと、USBチャージャー関係も以前より充実させましたね。
また、ナビは最新のタイプを導入し、ギャザズサビ最大の画面サイズとなる11.4インチのタイプも選べます。リア席モニターもホンダ車最大の15.6インチですね。
実は2列目シートが新しくなったこともあって、フロアマットも新規開発していますよ」。
●スポーティさと迫力を兼ね備えた、立体的で存在感のあるグリルに
【ホンダアクセス オデッセイ純正アクセサリーデザイン担当 岩崎晴也さん】
「エクステリアはブラッククロームメッキのアイテムを用意していますが、今回はトップグレードとして『EX BLACK EDITION』があり、それに装着するとコーディネートが一層際立つように考えてデザインしました。一方で、BLACK EDITION以外のモデルに装着した場合には、細部のブラックがスタイルをグッと引き締めます。
フロントグリルは、前回はスポーティさと堂々とした雰囲気の両立を狙い好評でした。今回はその先代の価値をさらに進化させて、ハニカムは継承しつつ、大小の立体的なハニカムを組み合わせるなど、充実したディテールと大胆な造形が見どころです。正面だけでなく、斜めから見たときの奥行き感も意識しています。光の当たり方の変化によって、いろんな表情が感じられると思いますよ」。
●今回撮影した車両に装着されている純正アクセサリー一覧
<装着アクセサリー一覧(価格は取付費を含まないメーカー希望小売価格〔消費税込み〕で参考価格です)>
【エクステリア】
・フロントグリル ブラッククロームメッキ×ベルリナブラック塗装(ABSOLUTEエンブレム付)¥82,500
・テールゲートスポイラー ブラッククロームメッキガーニッシュ付 ¥80,300
・ドアミラーガーニッシュ クロームメッキ/左右セット ¥7,700
・ブラックエンブレム Hマーク2個+車名エンブレム+ABSOLUTEロゴ/ブラッククローム ¥26,400
・マッドガード フロント・リア用左右4点セット ¥28,600
・ドアバイザー フロント・リア用左右4枚セット ¥27,500
・おもてなしフォグライトシステム ¥11,000
・アルミホイールセンターキャップ ブラックHマーク 4個セット \17,600
・アルミホイール用ホイールロックナット ブラック/キャップタイプ4個セット(マックガード社製)\7,700
【インテリア】
・サイドステップガーニッシュ LEDホワイトイルミネーション(ドア開閉・ルームランプ連動/ODYSSEYロゴ)付/フロント・リア用左右セット ¥36,300
・インナードアハンドル&ドアポケットイルミネーション LEDホワイトイルミネーション(パワースイッチ連動)/フロントドア用左右セット ¥14,300
・フットライト LEDホワイトイルミネーション(フロント・2列目・センターコンソールリフトアップトレー用セット) ¥17,600
・光のアイテムパッケージ(サイドステップガーニッシュ、インナードアハンドル&ドアポケットイルミネーション、フットライトのセット)¥54,560
・USB PDチャージャー USB Type-C/1口/5~15V/最大3A/最大45W取付位置:センターコンソールボックス後部 取付アタッチメント含む ¥39,490
・USBチャージャー インパネアッパーボックス部 USB Type-C/1口/5V/最大3A取付位置:インパネアッパーボックス部 ¥13,200
・3列目サイドライニング<運転席側>部 USB Type-A/1口/5V/最大2.1A取付位置:3列目サイドライニング(運転席側)部 ¥14,300
・ラゲッジフロアカバー 3列目シート格納時用カバー ¥15,400
・フロアカーペットマット プレミアムタイプ ブラック/消臭・抗菌加工/ヒールパッド付/1、2、3列目用セット ¥85,800
・ラバーマット(縁高タイプ) フロント用左右セット ¥11,000
・リモコンエンジンスターター アンサーバック機能付 取付アタッチメント含む ¥33,000
【ナビゲーション/ナビオプション】
・11.4インチHonda CONNECTナビ LXM-247VFLi \292,600
・11.4インチ Honda CONNECTナビ 取付アタッチメント¥4,400
・ドライブレコーダー前後車内3カメラセット 取付アタッチメント含む \67,100
・ナビ/ドライブレコーダーあんしんパッケージ(11.4インチ Honda CONNECTナビ LXM-247VFLi+ドライブレコーダー前後車内3カメラのセット) ¥354,200
・15.6インチ リア席モニター VM-231FE Full HD液晶モニター/LEDブルーイルミネーション機能/ルーフ取付タイプ<リモコン付> 取付アタッチメント含む ¥147,730
・ハイグレードスピーカーシステム JVCケンウッド製6スピーカーセット(フロント・リア4スピーカー+フロント2ツィーター<ビルトインタイプ>) ¥45,100
・ETC2.0車載器 ¥29,700
・リアカメラ no 水滴クリーナー リバース連動 取付アタッチメント含む ¥22,000
(文:工藤 貴宏/写真:前田 惠介、アシスタント:藤木 由貴)
【関連リンク】
オデッセイ ホンダ純正アクセサリー
https://www.honda.co.jp/ACCESS/odyssey/
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