■フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンなどから影響を受けたデザインに
ロールス・ロイスや、アストン・マーティンなどを手掛けるドイツの老舗チューニングメーカー「マンソリー」は、空飛ぶハイパーカー「Sky Bound Hypercar」を提案しました。
エキゾチック、エグゼクティブセダン、パフォーマンスSUVの派手なビジュアルアップグレードで注目を集めるマンソリーですが、今回は自動車業界の将来に対するビジョンを示す、空飛ぶハイパーカーのデジタルレンダリングを公開しました。
この名もないハイパーカーは、多くの最新モデルからインスピレーションを得ているようです。
ヘッドライトは、フェラーリ「Enzo」をイメージし、ベント付きボンネットはフェラーリ「F50」とパガーニ「ウアイラの影響を受けている様子が伺えます。さらにキャビンはマクラーレンから、ワイルドなエアロガーニッシュはランボルギーニの限定モデルなどを彷彿させます。
最大のポイントは、ボディの下部に取り付けられたウィングレットの存在により、ホイールが存在しないことでしょう。そして独特の浮遊能力を誇ることが、既存のハイパーカーとは一線を画しています。
同ブランドは、その形状やパワートレインに関係なく、乗り物、さらには空飛ぶ車さえも改造し続けることを示している証だと言い、「自動車は常に存在し、カスタマイズされた洗練への欲求は存在する」という信念を持っていると語っています。
マンソリーは、人類の夢である「空飛ぶ車」を2045年にも実現したい野望を持っているようです。