三菱「アウトランダーPHEV」「エクリプス クロス」が一部改良。快適・安全装備を強化

■アウトランダーの特別仕様車「BLACK Edition」も一部改良で装備が充実

日本車を代表するプラグインハイブリッドモデルの三菱アウトランダーと、ミドルサイズSUVの三菱アウトランダーが、2023年12月7日に一部改良を受け、同日発売されました。継続販売となるアウトランダーの特別仕様車「BLACK Edition」は、2024年2月8日に販売が開始されます。

アウトランダーの特別仕様車「BLACK Edition」
アウトランダーの特別仕様車「BLACK Edition」

アウトランダーの一部改良では、従来から用意されていたUSB Type-CとType-Aに加えて、ニーズが高かったHDMIポートが全車に標準装備。

アウトランダーのHDMIポート
アウトランダーのHDMIポート

スマホやタブレットなどの画面をスマホ連携ナビに出力することで、急速充電中やドライブの休憩中、家族の送り迎えなど、車内での待ち時間に動画などが楽しめるようになっています。

安全面では、ヘッドライトウォッシャーやLEDリヤフォグランプなど、悪天候時に役立つ機能が標準化され、視認性、非視認性の向上に寄与。降雪地域をはじめ、ウインタースポーツに出かける際に重宝しそうです。

アウトランダーの「ブラックダイヤモンド/スターリングシルバーメタリック」
アウトランダーの「ブラックダイヤモンド/スターリングシルバーメタリック」

ボディカラーでは新色も加わっています。2トーンに「ブラックダイヤモンド/スターリングシルバーメタリック(有料色13万2000円)」が加わり、モノトーンに「グラファイトグレーメタリック」が新設定され、全12色展開となっています。

アウトランダーの特別仕様車「BLACK Edition」も一部改良を受けています。ベースグレードが「G」から「P(7人乗り)」に変更されたことで、ヘッドアップディスプレイやBOSEプレミアムサウンドシステムなど装備が充実。電動パノラマサンルーフが特別装備され、機能性や快適性の向上が図られています。

特別仕様車「BLACK Edition」のダイナミックシールド
特別仕様車「BLACK Edition」のダイナミックシールド

エクステリアもより精悍な仕立てになっています。ダイナミックシールドがグロスブラックに、サイドウインドウモールがブラックになったほか、グロスブラックのルーフレールの標準化により、クールでスタイリッシュな見た目になっています。

ボディカラーは、「グラファイトグレーメタリック/ブラックマイカ(有料色5万5000円)」が「BLACK Edition」専用色として設定され、2トーンが3色、モノトーンが2色の計5色展開となっています。

一部改良を受けた三菱エクリプス クロス
一部改良を受けた三菱エクリプス クロス

また、エクリプス クロスの一部改良では、「マルチアラウンドモニター付スマートフォン連携ナビゲーション」を全車に標準装備。自車周辺の状況確認が容易になり、スムーズで安全な駐車に寄与します。

●価格帯
「アウトランダーPHEV」:499万5100円〜630万4100円
「エクリプス クロス(PHEVモデル)」:409万4200円〜465万800円
「エクリプス クロス(ガソリンモデル)」:277万3100円〜352万円

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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