三菱自動車の軽ハイトワゴン「eKクロス」「eKワゴン」が予防安全、衝突安全性能を強化

■eKクロスにステアリングヒーターやパドルシフトを採用

三菱自動車は、2023年11月24日、軽ハイトワゴンのeKクロス、eKワゴンを一部改良し、同日発売しました。安全装備・快適装備の充実化などが主なメニューになっています。

三菱自動車のeKクロス「T」
三菱自動車のeKクロス「T」

安全装備では、リヤカメラとリヤビューモニター付ルームミラー(自動防眩機能付)を全車に標準装備することで、車両後方の視認性を向上。

なお、eKクロスの「G Premium」「T Premium」は、従来からデジタルルームミラー(マルチアラウンドモニター付)、マルチアラウンドモニター(移動物検知機能付)を標準装備しています。

さらに、ドライバーの下肢部にかかる衝撃を緩和する運転席SRSニーエアバッグ、リヤシートベルトのプリテンショナー機構も全車に標準化されたことで、衝突安全性能の向上が盛り込まれていてます。

予防安全装備では、全車標準の衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)に自転車運転者検知が新たに加わり、安全性が引き上げられています。

機能装備では、 eKクロスにステアリングヒーターが追加され、冬場の快適性を向上させました。さらに、eKクロスの「T」「T Premium」にパドルシフトが追加され、手元でマニュアル感覚のシフト操作が可能になっています。

ボディカラーに新色を設定。eKクロスの新色として、2トーンカラーのミストブルーパール/ブラックマイカ(※1)、ナチュラルアイボリーメタリッ/アッシュグリーンメタリック(※1)、チタニウムグレーメタリック/サンシャインオレンジメタリック(※2)、モノトーンのライトニングブルーマイカを追加。継続色と合わせて2トーン5色、モノトーン5色の全10色展開になっています。

一部改良を受けたeKワゴンの「G」
一部改良を受けたeKワゴンの「G」

eKワゴンでは、初の2トーンカラーとなるミストブルーパール/オークブラウンメタリック(※1)、ナチュラルアイボリーメタリック/ブラックマイカ(※1)、ライラックピンクメタリック/ホワイトソリッド(※2)が用意されます。モノトーンのミストブルーパール(※3)、ライラックピンクメタリックが新たに設定され、既存色と合わせて2トーン3色、モノトーン8色の全11色展開になっています。

充実の安全装備がさらに強化されたほか、新色の設定でカラーを選ぶ楽しさが増したeKクロス、eKワゴン。個性的なデザインや広くて使い勝手に優れた美点はもちろん変わらず享受できます。

●価格
「eKクロス」:166万4520円〜202万7520円
「eKワゴン」:138万9300円〜160万3800円
※1:8万2500円高
※2:6万500円高
※3:3万3000円高

(塚田勝弘)

 

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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