■心臓部はマイルドハイブリッド、エクステリアも63と大きな違い
メルセデス・ベンツが今年7月に発表した次世代クーペ「CLEクーペ」に、パフォーマンスモデルとなるAMG「CLE53」の導入が確定、そのプロトタイプをカメラが捉えました。
先日のAMG「CLE 63カブリオレ」に続くスクープですが、こちらも多くのカモフラージュが削ぎ落とされ、最終デザインが露出しています。
「63」「53」ともパフォーマンスモデルではありますが、多くの違いがあります。
フロントエンドでは、パナメリカーナグリルは装備しますが、53ではコーナーエアインテークにシンプルな2本のフィンを備え、中央インテークは63より幅が狭く、長方形に仕上げられます。後部では、円形クワッドエキゾーストパイプをインストール、63の四角い排気口と差別化されています。
心臓部も大きな違いがあります。63は最高出力680psを発揮するプラグインハイブリッドですが、53は3.0リットル直列6気筒「M256」ターボチャージャーエンジンを搭載。最高出力は435ps、最大トルク520Nmとみられ、「CLE 450 4MATIC」より55psパワーアップされます。
CLE53およびCEL63のデビューは、どちらも2024年内となりそうです。