■ランボルギーニ「レブエルト」のライバルとして構想
プロデザイナーのYounghyun Jo(ヨンヒョン・ジョー)氏は、韓国ジェネシスへ次世代ハイパーカーを提案しました。
ジェネシスは、日本市場復活を果たしたヒョンデが展開するプレミアムブランドで、韓国版レクサスと言えます。
ヨンヒョン・ジョー氏はこのモデルを「G1」と命名、新型ランボルギーニ「レブエルト」のライバルとして構想しています。
ジェネシスが過去に生産してきたものとは異なりますが、現在のジェネシスシリーズをうまく継承できる可能性を秘めています。
制作されたミッドシップエンジンのスーパーカーの形状は、低く滑らかなフロントエンドを特徴としています。フロントバンパーの両側には2つの薄型LEDヘッドライトがあり、アクティブフロントスプリッターと、コントラストのあるブロンズ仕上げの三角形エアインテークが配置されています。
また、フロントガラスが前方に長く伸びるキャブフォワードデザインを採用、その結果、ボンネットは非常に小さくなりますが、室内空間は増加します。
リアエンドでは、テーパー状(先細り)のエンジンカバー、LED テールライト、現在のジェネシスフロントグリルと同様の「Gマトリックス」形状を備えたディフューザーなど、強烈なインパクトを与えています。
インテリアも刺激的です。F1からインスピレーションを得たステアリングホイール、ダッシュボードの幅いっぱいに広がるスクリーン、いくつかの物理的なトグル、そしてデザイナーが「コメット・スフィア」と名付けた、同ブランドの「クリスタル・スフィア・シフター」の発展形を備えています。
パワートレインは、ヒョンデ「Nビジョン 74コンセプト」に動力を供給するシステム同様の水素ハイブリッドパワートレインを搭載していると想定、2つの水素燃料電池とバッテリーパックを積みます。
この次世代水素ハイパーカーは実現するのか、期待せずにはいられません。