■EV専用のGターンボタンでは360度回転可能な「タクターン」を実行
メルセデス・ベンツは、人気オフローダー「Gクラス」のエレクトリックバージョンとなる「EQG」最新プロトタイプの画像を公式リークしました。
同ブランドでは仕様など詳細は明らかにしていませんが、EQGこそ「真のオフロードのアイコン」であり「世界最高のもの」であると説明しています。
またこれは「洗練と先進の電気技術」を融合させた、「本物のG」であると力強く語っています。
市販型は「EQGコンセプト」としてプレビューされ、従来のパワーモデルを忠実に反映していますが、ありふれたGではないという明らかな手がかりがいくつか見られます。
最も顕著なのは、プロトタイプ後部の四角い「スペアタイヤキャリア」で、コンセプトと同様に施錠可能なボックスタイプと思われます。
そのほか、専用ホイール、リアフェンダーの小さなスリットなど、空力的なスタイリングの微調整がいくつか行われていることがわかります。 また四角いデザインの完全密閉型グリルも期待できます。
以前のスパイショットでは、インテリアは新しいステアリングホイール、改良されたセンターコンソール、新しいスイッチギアを備えた改良されたセンタースタックを採用することが見て取れるため、ICE搭載の現行型とは若干異なるようです。EV専用のGターンボタンは、360度回転可能な「タクターン」を実行できます。
スペックも秘密のままですが、EQGには「巨大な牽引力と制御性」を備えたクワッドモーターパワートレインが搭載される予定だといいます。また、エネルギー密度の20~40%の向上を約束するシリコン陽極の化学的性質を備えた、オプションの長距離バッテリーも期待できるといい、これにより射程距離が「大幅に」増加するようです。
EQG生産型のワールドプレミアは、2024年内です。