スズキ「スイフトスポーツ」のMTモデルが復活。13万円強の価格アップでもコスパ良

■ワゴンR、スイフトスポーツのMT車が法規対応の一部改良を実施

以前お伝えしたように、スズキ・ワゴンRのCVT車、スイフトスポーツの6AT車が法規対応(後退時車両直後確認装置の法規対応)に伴う一部改良を受け、2023年10月に発売しました。同年11月13日にワゴンRの5MT車、スイフトスポーツの6速MT車も同様の改良を受け、MTモデルもカタログモデルとして復活しています。

法規対応により一部改良を受けたスズキ・ワゴンRの5MT車
法規対応により一部改良を受けたスズキ・ワゴンRの5MT車

特に、スイフトスポーツの6MT車の人気(販売比率)は高く、気をもんでいた方もいるはず。

なお、新型スイフトの登場を予感させるスイフトコンセプトは、「ジャパンモビリティショー2023」に出展されていました。しかし、次期スイフトスポーツは、標準車のスイフトよりも遅れてくることが予想されます。

現行スイフトスポーツは、220万円を切る価格でありながら、本格スポーツハッチらしいスポーティな走りが楽しめます。

法規対応により一部改良を受けたスイフトスポーツ
法規対応により一部改良を受けたスイフトスポーツ

なお、仕様変更や原材料価格の高騰などに伴い、価格が改定されています。ワゴンRのMT(FX)は、7万7000円、スイフトスポーツは、13万6400円の価格アップとなっています。

なお、国産Bセグメントのスポーツハッチは、1.5Lガソリン(120PS/145Nm)のGRヤリスRS(CVT)が265万円。1.5LガソリンのMAZDA2の15スポルト(110PS/142Nm)が213万8400円(2WD/6MT)。1.4Lガソリンのスイフトスポーツは、140PS/230Nmという最高出力、最大トルクを享受できます。

●価格
「ワゴンR FX(5MT)」:129万4700円(2WD)、141万7900円(4WD)
「スイフトスポーツ(6MT/2WD)」:216万4800円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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