スバル・インプレッサが米国「IIHS」で最高評価の「トップセイフティピックプラス」を獲得。高い安全性能を証明

■2024年モデルのクロストレックは「トップセイフティピック」

SUBARUの安全装備といえば、予防安全装備である「アイサイト」「アイサイト コアテクノロジー」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。スバルは、予防安全性能だけでなく、衝突安全性能でも各国、地域の自動車アセスメントでも高い評価を得ています。

2024年モデルのインプレッサ (米国仕様車)
2024年モデルのインプレッサ (米国仕様車)

このほど同社は、米国の道路安全保険協会(IIHS=Insurance Institute for Highway Safety)により行われた2023年の安全性評価で、2024年モデルのインプレッサが最高評価となる「トップセイフティピックプラス(TSP+)」を獲得しました。また、2024年モデルのクロストレックは「トップセイフティピック(TSP)」の評価を得ています。

2023年安全性評価で「TSP+」を獲得するには、新側面衝突試験をはじめとした計4種類の耐衝撃性能試験の全てで「Good」になり、ヘッドライト性能試験でも「Good」もしくは、「Acceptable」を獲得する必要があります。

2024年モデルのクロストレック (米国仕様車)
2024年モデルのクロストレック (米国仕様車)

さらに、歩行者に対し、昼間と夜間条件の両方で「Superior」もしくは「Advanced」の評価を獲得した前面衝突予防システムが選択できることが必要になります。「TSP」の要件をさらに強化された「TSP+」が2013年に導入されて以降、同社が獲得した「TSP+」の累計70になり、米国内ブランド別の累計獲得数として最多を誇っています。

■2023 トップセイフティピックプラス(TSP+)獲得車種
・アセント:6年連続のTSP+獲得
・インプレッサ:累計4回のTSP+獲得
・アウトバック:15年連続のTSP以上獲得
・ソルテラ:2023年安全性評価においてTSP+初獲得
※いずれも米国仕様車

2023 トップセイフティピック(TSP)獲得車種
・クロストレック:累計6回のTSP+獲得
・レガシィ:18年連続のTSP以上獲得
・フォレスター:17年連続のTSP以上獲得
※いずれも米国仕様車

(塚田 勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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