自転車こぐ→水素発生→模型自動車走る→ガラガラ抽選で景品がもらえるオトクな東京都ブース【これだけは見逃すなジャパンモビリティショー2023】

■ZEV補助金を紹介する東京都のブース

巨大なガラガラ抽選器が目を引くTOKYO ZEV ACTION のブース
巨大なガラガラ抽選器が目を引くTOKYO ZEV ACTION のブース

東ホール7にブースを展開するTOKYO ZEV ACTIONには、ちょっと変わった体験コーナーが設置されています。

このブースは、ZEV(Zero Emission Vehicle)のEV・PHV・FCEVなどを購入するときに、30〜135万円の補助金がありますよ、ということを紹介するのが目的で、東京都が展開しています。

なので、お堅いブースなのか?と思いがちですが、実はけっこうエンターテイメントに富んだブースになっています。


●自転車をこいで水素発生させ模型の車を走らせる

スタッフの女性と自転車競争。かなりのアスリートらしく、ガンガン水素を作っている
スタッフの女性と自転車競争。かなりのアスリートらしく、ガンガン水素を作っている

ブースには2台の自転車が置いてあり、来場者にこの自転車をこいでもらい、水素を発生させるという実験を行っています。自転車をこぐと、そのエネルギーによって水を水素と酸素に電気分解する、というものです。

自分で発生させた水素を注射器で吸い取って、模型の車に注入、リモコンを操作すると車が動き出します。

小さな模型だが、このなかに燃料電池のスタックとモーターが収められている
小さな模型だが、このなかに燃料電池のスタックとモーターが収められている

10cm程度の模型の車ですが、動力源は燃料電池になっていて、スタックが電気を発生させモーターを駆動するというリッパ?な仕組みです。模型の車だけでなく、トンボの模型も設置されていて、同様の仕組みでトンボが羽ばたくという様子も見ることができます。

自分のこいだ自転車で発生させた酸素は、燃料として使っているので量が減ってしまっていますが、もう1台の自転車はスタッフがこいでいたので、水素が2、酸素が1という割合になっていることも確認でき、なるほどなあと感じる部分もありました。

●豪華景品も用意されるガラガラ抽選やアンケート回答謝礼も用意

ガラガラで当たるティッシュインボトルやミニランタンなど
ガラガラで当たるティッシュインボトルやミニランタンなど

ただ体験するだけではなく、この実験に参加するとティッシュインボトルやミニランタン、鉛筆などが当たるガラガラ抽選器を回す権利が得られるほか、アンケートに答えると吸盤付きタンブラーやマグカップ、鉛筆(ガシャポンとは別タイプ)がもらえるという特典もあります。

アンケート回答謝礼品の吸盤付きタンブラーやマグカップ、鉛筆
アンケート回答謝礼品の吸盤付きタンブラーやマグカップ、鉛筆

子どもさん連れの方は寄ってみる価値アリアリのブースとなっていました。

(諸星 陽一)

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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