ついに実車が出現!トヨタ最強「スープラGRMN」はBMW M4 CSLからパワートレーンを移植か?

■ドリルドディスクとレッドキャリパー装備

トヨタが世界に誇るスポーツカー「スープラ」に設定される最強モデル、「スープラGRMN」市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

トヨタ スープラ GRMN 市販型プロトタイプ スパイショット
トヨタ・スープラGRMN市販型プロトタイプのスパイショット

ニュルブルクリンク付近で捉えたプロトタイプは、フロントとリアに僅かにカモフラージュをしていますが、ほぼフルヌード状態です。

後部に大型リアウイングが装着されているため、限定900台で発売された「45thアニバーサリー・エディション」に似ていますが、よく見ると過激フェイスに進化しています。

トヨタ スープラ GRMN 市販型プロトタイプ スパイショット
トヨタ スープラ GRMN 市販型プロトタイプ スパイショット

フロントエンドバンパーコーナーにはカナードを装着、スポイラーリップも見逃せません。

側面に移ると、よりハードなサスペンションセットアップがなされ、地面に対して非常に低い位置であることがわかります。そのほかの足まわりでは、より強力なブレーキシステムによってバックアップされた、軽量ホイールを装着しています。

ドリルドディスクとレッドキャリパーらしいものも見え、通常のモデルにあるものよりもはるかにアグレッシブです。

心臓部には様々な噂がありますが、最も有力な最新情報はBMW「M4 CSL」から供給される3.0リットル直列6気筒ツインターボ「S58」エンジンで、最高出力543ps・最大トルク649Nmを発揮、6速マニュアルトランスミッションと組み合わされるというものです。

現在、スープラの最高出力は382psであり、BMW M4では473ps、M4コンペティションでさえ503psのため、GRMNが噂通りのエンジンとなれば、いかに強力かがわかります。

ワールドプレミアの時期は不明ですが、「ヤリスGRMN」と同様に限定販売の特別仕様になる可能性もありそうです。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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