スタイリッシュなアウディQ5/Q5スポーツバック「ハイスタイル」登場。人気オプションや特別装備満載

■Q5は20インチアルミホイール、オカピブラウンを基調とした内装

アウディのアッパーミドルサイズ(Dセグメント級)SUVのQ5/Q5スポーツバックに、限定車の「high style」(ハイスタイル)が設定されました。2023年10月17日から発売されており、限定台数は「Audi Q5 high style」「Q5 Sportback high style」ともに各250台、計500台です。

アウディQ5、Q5スポーツバックに加わった限定車の「high style」
アウディQ5、Q5スポーツバックに加わった限定車の「high style」

ベース車は、Q5が「Audi Q5 40 TDI quattro advanced」、Q5スポーツバックが「Audi Q5 Sportback 40 TDI quattro S line」となっています。

搭載されるパワーユニットは、最高出力204PS・最大トルク400Nmという分厚いトルクを発揮する2.0L直列4気筒直噴ディーゼルターボの「TDI」。エネルギー回生機能を高めるベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と12Vリチウムイオンバッテリーが搭載されたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)により、スムーズな発進性、低燃費を両立しています。

「Audi Q5 high style」のリヤまわり
「Audi Q5 high style」のリヤまわり

組み合わされるのは、高効率な7速SトロニックトランスミッションとAWDクラッチ付quattro(クワトロ)四輪駆動です。路面状況などに応じて4WD走行が不要な際は、リヤデファレンシャル内のデカップリングクラッチにより、プロペラシャフトとリヤドライブシャフトを切り離すことで、前輪のみにトルクが配分されます。

さらに、低負荷域には2気筒となる気筒休止システムの「シリンダーオンデマンド(cod)」の採用により、コースティング(惰力走行)時にはエンジンを完全停止するなど、燃料消費量の抑制が可能。

限定車の「Audi Q5 high style」は、「plus パッケージ」「ラグジュアリーパッケージ」「ブラックAudi rings & ブラックスタイリングパッケージ」という人気のパッケージオプションが標準化されています。

「Audi Q5 high style」のシックなインテリア
「Audi Q5 high style」のシックなインテリア

さらに、20インチアルミホイールの「5アームファルクスデザイン」「カーボンミラーハウジング」「マトリクスOLEDリヤライト」なども特別装備されます。

ダークなプライバシーガラスが用意されたエクステリアに対して、インテリアは「ピアノブラックデコラティブパネル」「グラナイトグレーステッチ」入りの「オカピブラウン」により、ラグジュアリーでスポーティなムードを放っています。


●Q5スポーツバックは、21インチアルミホイール、ダンピングコントロールサスペンションを搭載

「Audi Q5 Sportback high style」のサイドビュー
「Audi Q5 Sportback high style」のサイドビュー

一方、クーペSUVの「Audi Q5 Sportback high style」には、「S line plus パッケージ」、ダークなプライバシーガラスが標準装備されています。特別装備として「Audi Sport」製21インチアルミホイール「5 Vスポーク オフセットデザイン アンスラサイト ブラックポリッシュト」を用意。

「Audi Q5 Sportback high style」のアルミホイール
「Audi Q5 Sportback high style」のアルミホイール

加えて、レッドブレーキキャリパー、ダンピングコントロールサスペンション、視認性に優れた「マトリクスOLEDリヤライト」により、スポーティで快適、安全な走りを実現。インテリアには、「ローターグレー」のダイヤモンドステッチパターンのファインナッパレザーが備わり、アグレッシブかつ上質感のある仕立てになっています。

「Audi Q5 Sportback high style」のインテリア
「Audi Q5 Sportback high style」のインテリア

なお、両モデルともに各パッケージオプションに含まれる、快適な冬のドライブを約束する前後シートヒーター、静粛性を高める「フロントサイドアコースティックガラス」も備わります。

●価格
「Audi Q5 high style」:806万円
「Audi Q5 Sportback high style」:880万円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる