フォルクスワーゲン「ゴルフ GTI」改良型がニュルブルクリンクで高速テスト。電動化でパワーアップに期待

■2.0リットル直列4気筒TSIエンジンの最新バージョンにモーター搭載

フォルクスワーゲンは現在、主力モデル「ゴルフ」改良型を開発中ですが、パフォーマンスバージョン「ゴルフGTI」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

フォルクスワーゲン ゴルフGTI 改良型 プロトタイプ スパイショット
フォルクスワーゲン ゴルフGTI 改良型 プロトタイプ スパイショット

ニュルブルクリンクに初出現したGTIプロトタイプは、最終デザインは明らかになっていいないものの、その変更箇所が明確になってきています。

フォルクスワーゲン ゴルフGTI 改良型 プロトタイプ スパイショット
フォルクスワーゲン ゴルフGTI 改良型 プロトタイプ スパイショット

フロントエンドでは、現行型のグラフィックを模したLEDデイタイムランニングライトを装備、GTIクラブスポーツから継承したストリップが、ヘッドライトの一方の端からもう一方の端まで伸びており、ヘッドライトのアウトラインがスリムに進化しています。

またコーナーベントはわずかに低くなり、コーナーエアインテークのチェッカーフラッグLEDは見当たりませんが、最終市販型でも装備されない可能性があることがわかりました。

GTIのインテリアには、新型フォルクスワーゲン・パサートとティグアンに初搭載された新しいダッシュボードが採用され、より大型のカスタマイズ可能なデジタルメーターパネルと、センターコンソールに高解像度の大型タッチスクリーンが配置されます。

フォルクスワーゲン ゴルフGTI 改良型 プロトタイプ スパイショット
フォルクスワーゲン ゴルフGTI 改良型 プロトタイプ スパイショット

ボンネットの下には、2.0リットル直列4気筒TSIエンジンの最新バージョンが48ボルトMHEVテクノロジーを採用すると思われ、このシステムにより将来のユーロ7規格に適応できるようになるでしょう。

また電動化の恩恵を受け、わずかなパワーアップも期待されます。最高出力は260ps程度を発揮し、デュアルクラッチと7速DSGオートマチックトランスミッションのみが用意されます。

ゴルフGTI改良型のワールドプレミアは、最速で2024年内と予想されます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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