■2.0リットル直列4気筒TSIエンジンの最新バージョンにモーター搭載
フォルクスワーゲンは現在、主力モデル「ゴルフ」改良型を開発中ですが、パフォーマンスバージョン「ゴルフGTI」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
ニュルブルクリンクに初出現したGTIプロトタイプは、最終デザインは明らかになっていいないものの、その変更箇所が明確になってきています。
フロントエンドでは、現行型のグラフィックを模したLEDデイタイムランニングライトを装備、GTIクラブスポーツから継承したストリップが、ヘッドライトの一方の端からもう一方の端まで伸びており、ヘッドライトのアウトラインがスリムに進化しています。
またコーナーベントはわずかに低くなり、コーナーエアインテークのチェッカーフラッグLEDは見当たりませんが、最終市販型でも装備されない可能性があることがわかりました。
GTIのインテリアには、新型フォルクスワーゲン・パサートとティグアンに初搭載された新しいダッシュボードが採用され、より大型のカスタマイズ可能なデジタルメーターパネルと、センターコンソールに高解像度の大型タッチスクリーンが配置されます。
ボンネットの下には、2.0リットル直列4気筒TSIエンジンの最新バージョンが48ボルトMHEVテクノロジーを採用すると思われ、このシステムにより将来のユーロ7規格に適応できるようになるでしょう。
また電動化の恩恵を受け、わずかなパワーアップも期待されます。最高出力は260ps程度を発揮し、デュアルクラッチと7速DSGオートマチックトランスミッションのみが用意されます。
ゴルフGTI改良型のワールドプレミアは、最速で2024年内と予想されます。