■フロントバンパーにスポーティなブラックトリム
BMWは5月、主力「5シリーズ セダン」、およびエレクトリックバージョンとなる「i5」新型を発表しましたが、派生ワゴン「5シリーズ ツーリング」を予想CGで完全プレビューしました。
お馴染みKOLESA RUから協力を得たCGは、これまでのスパイショットと先日流出した特許画像をベースに制作、ほぼこのデザインで登場することが予想されます。
フロントエンドはセダンとほぼ同じデザインとなっていますが、ボディが若干ローダウンされ、フロントバンパーの下部グリルにはスポーティなブラックトリムがあるほか、コーナーエアインテークにも光沢のあるブラック加工がみられることから「Mパフォーマンスバージョン」と思われます。
側面では、Bピラー後ろにセダンにはないコンパクトなウインドウが追加され、後部ではLEDテールライトの端がL字型に処理されています。また、ボディサイズが拡大されている可能性がありますが、セダンが全長3.4インチ(8.6cm)、1.3インチ(3.3cm)大型化されたことを考えれば、ワゴンも期待できそうです。
パワートレインも豊富なラインナップが揃います。「530i」では2.0リットル直列4気筒+マイルドハイブリッドを搭載し、最高出力255psを発揮します。また「540i」では3.0リットル直列6気筒+マイルドハイブリッドで最高出力375psを発揮します。
そのほか、3.0リットル直列6気筒+電気モーターのプラグインハイブリッドでは、最高出力490psを発揮するほか、フルエレクトリック「i5ツーリング」では「iX」と同様のパワートレインが予想され、111.5kWhのバッテリーパックを搭載、デュアルモーター全輪駆動システムにより最高出力718psを発揮するとみられます。
5シリーズ ツーリング新型のワールドプレミアは、早ければ2023年内もありそうです。