■3モデルに共通するのは、単なるタフ系ではなく、スタイリッシュで新しさも感じさせる点
「G」マークでお馴染みのグッドデザイン賞は、日本デザイン振興会が日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨を行ってきた賞で、60年以上の歴史があります。モノだけでなく、コンテンツや地域などへの取り組みなど、幅広い商品、サービスなどが対象になっています。
「2023年度グッドデザイン賞」において、三菱自動車の新型軽スーパーハイトワゴンであるデリカミニ、新型1トンピックアップトラックのトライトン、新型コンパクトSUVのエクスフォースが同賞を獲得しました。
新型デリカミニは、キャラクターである「デリ丸」のグッズがフリマサイトで高額取り引きされるなど、頻繁に流されたTVCMなどもあり、最近の同社の軽では、より幅広い層から高い認知度を得ているはず。愛嬌のある顔つきが印象的で、デザインの面でも好評を得ているようです。
さらに、以前お伝えしたように、オンロード、オフロードを問わず確かな走りをもたらす4WDモデルは、足まわりに専用チューニングを施すことで、三菱らしい操縦安定性の高さを実現しています。軽スーパーハイトワゴンらしい高い乗降性や居住性、使い勝手などを備えています。
新型トライトンは、「BEAST MODE(勇猛果敢)」というデザインコンセプトを掲げ、三菱らしい堅牢さと新しさを抱かせるフロントマスク、力強さと同時に、俊敏性の高さを抱かせるフォルムが与えられています。
インテリアは、プロフェッショナルユースを意識した実用的でありながら、機能美を感じさせるデザインも見どころ。
コンパクトSUVの新型エクスフォースは「SILKY & SOLID」というデザインテーマのもと、最新SUVらしくスタイリッシュで、しかも力強さを感じさせるデザインが与えられています。
同SUVは、海外専用モデルで、日本への導入はないとのことですが、日本でも映えそうなエクステリアデザインが印象的です。
(塚田 勝弘)