■4.2リットル水平対向6気筒エンジンを搭載、最高出力は650psに向上
ポルシェ「ビジョン357」がレーシングカーとして導入されるという噂を入手、早速予想CGが制作されました。
ビジョン357は、創立75周年記念の一環として2023年1月にデビューしました。
1948年6月8日、「ポルシェ」の名を最初に冠したスポーツカー「356」へのオマージュとして制作されたコンセプトモデルで「718ケイマンGT4 RS」をベースに開発、プラットフォームを共有します。パワートレインも最高出力500psを発揮する4.0リットル水平対向6気筒エンジンがケイマンから流用されています。
ビジョン357コンセプトでは、フロントエンドにLEDリングを装備していましたが、Hakosan Designが制作した「357R」と名付けられたレーシングバージョンでは、コーナーに垂直の2灯LEDライトが配置されています。
ボンネットには大型のエアスクープを装備、ノーズからリアウイングへ空気を導きます。またフェンダーにはルーバーも見られます。側面では、デジタルミラーがスポーティなサイドミラーに変更、足まわりには特徴的なY字スポークホイールが装着されています。
ビジョン357のテールは滑らかですが、357Rは911に似ており、ルーフ後部にはウイングを装備、デッキにはルーバーセクションとNACAダクトが確認できます。
気になる357R予想スペックですが、4.2リットル水平対向6気筒エンジンを搭載、最高出力は650psを発揮し、重量は2.425ポンド(1,100kg)と想定しています。
コンセプトモデルから、次世代レーシングカーが誕生するのか注目されます。