■11月12日デビュー濃厚。インパクトあるテールライトも発覚
ボルボは現在、ブランド初となるプレミアムミニバン「EM90」を開発中ですが、その新たなティザーイメージが公開されました。
EM90は、すでに中国で販売されているZeekr 009をベースにしており、ボルボにとって重要な新製品になると思われます。
ティザーイメージは家の中で撮影されたもので、EM90がカーテンの後ろに隠れたり、その一部が窓から顔を出したりする様子が映されています。
今回あらたにわかったことは、想像以上に大きなボディサイズ、シルバーとブラックにデザインされたホイール、シャークフィン、直立したルーフなどです。またLEDテールライトは、水平に走るLEDだけでなく、ピラーを垂直に走る太いライトも見て取れます。フロントエンドでは、トールハンマーLEDデイタイムランニングライトや、イルミネーション付きのボルボバッジが付いた大きなクロームグリルなども新たに発覚しました。
EM90のパワートレインは、Zeekr 009のパワートレインと同一の可能性が非常に高く、おそらくリチウム、ニッケル、マンガン、コバルトの化学反応を使用したCATLの140kWh「Qilinバッテリーパック」が搭載されることになりそうです。このバッテリーは、最大511マイル(822km)の航続距離を与え、システム合計536psを発揮する一対の電気モーターを駆動します。
EM90のワールドプレミアは11月12日が有力とされ、日本市場に導入されれば、トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」、日産「エルグランド」とガチンコ勝負となりそうです。