■フロントバンパーの各コーナーにカナード、拡張されたスプリッター装備
アルピーヌが開発中とみられる「A110」最終パフォーマンスモデルの最新プロトタイプをカメラが捉えました。
アルピーヌは、ルノーが展開するスポーツカーブランドです。初代A110が生産終了となってから40年経過した2017年、新型A110とともに復活を遂げました。
これまでパフォーマンスモデルとして「GT」「S」「R」「A110 Rフェルナンド・アロンソエディション」などが導入されています。
捉えたプロトタイプは、フロントバンパーの各コーナーにカナードを装着、拡張されたスプリッター、改良されたベント、そしてエンジンカバーの上には小さなル・マンスタイルの背びれがあります。エアロパッケージの他コンポーネント(ディフューザー、サイドスカート、スワンネックパイロンを備えるリアスポイラー)は、アロンソエディションと変わっていないように見えます。
キャビン内の詳細もわかっていませんが、既存の「R」には6点式ハーネスを備えたSabelt製のカーボンファイバーモノコックシートが装備されており、これらは、最新バージョンとして装備されると思われます。
「R」のパワートレインは、最高出力300ps、最大トルク340Nm を発揮する1.8リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載しますが、この最強モデルでは最高出力300psを超えるほか、Rの最高速度285km/hをも超える300km/h以上の動力パフォーマンスとなることが噂されています。
「A110」最終パフォーマンスモデルの車名は「A110 エクストリーム」と思われていましたが、最新情報では「A110 RS」と修正されており、2024年内のデビューが予想されます。同ブランドでは、A110後継モデルとしてフルエレクトリック2ドアスポーツカーの計画を持っています。