■一度利用すればリピーターに必ずなってしまうワンコの楽園
この数年、愛車でペットと一緒にドライブに行く機会も増えました。そんな時に役立つ、日本全国にある高速道路のサービスエリア(SA)に併設しているドッグランを紹介します!
今回紹介するのは、新名神高速にある鈴鹿PA(上・下)のドッグランです。鈴鹿PAは上下集合型となっているので、どちらからでも利用可能です。
関西や九州まで車で旅行する際には、必ず立ち寄るドッグランの一つで、個人的にはベストオブドッグランと思っています。
鈴鹿PAのドッグランは、小型犬用550m2、中・大型犬用700m2の合計1,250m2という、高速道路に併設された施設の中では最も広くなっています。
鈴鹿PAのドッグランは広いだけでなく、ホスピタリティの高さが特徴です。ドッグラン内に敷きつめられた人工芝は、抗菌仕様となっています。
さらに、ワンコ専用の水飲み場、足洗い場、排泄物入れ、ペットがドッグランでおしっこをしてもすぐに水で流せるようにじょうろまで用意されています。ドッグランのなかには日よけのあるベンチが設置されているため、ワンコと一緒に人も休憩することができます。
鈴鹿PAの愛称は「PIT SUZUKA」で、三重県の鈴鹿サーキットが近いことから、F1マシンをはじめ、レーシングカーや歴代日本グランプリの優勝者の手形が展示されるなど、車&レース好きにとってもたまらない場所です。
鈴鹿PAは24時間営業のコンビニエンスストアをはじめ、コインシャワーやコインランドリーを設置したドライバーズスポットもあります。
フードコートには、ご当地の有名店「焼肉のみさき屋」と共同開発した「ぼつ焼き丼」や、松阪牛の旨みをとじこめた「松阪牛の卵とじ丼」も食べられるすず食堂もあります。
商業施設の外にはたくさんのテラス席が設置されているので、ワンコと一緒に食事をすることができます。
本州のほぼ中央にある新名神高速・鈴鹿PAは、人だけでなく、ワンコもリフレッシュできる楽園のようなスポットです。何度立ち寄っても、また訪れたくなるPAです。
(文・写真:萩原 文博)