■珍しい砂利びきの地面はクッションが効いて歩きやすい
この数年、愛車でペットと一緒にドライブに行く機会も増えました。そんな時に役立つ、日本全国にある高速道路のサービスエリア(SA)に併設しているドッグランを紹介します!
愛知県一宮市にある名神高速・尾張一宮PA下りは、名古屋方面では東名高速と中央道が分岐する小牧JCT。そして、大阪方面では名神高速と東海北陸自動車道が分岐する一宮JCTがある交通の要所となっています。
そういった背景もあり、駐車マスは小型113(大型との兼用を含む)、大型94と、職業ドライバー向けのPAとなっています。
実は、この尾張一宮PA下りは、2023年8月1日にリニューアルオープンしたばかりで、食事のメニューが拡充されました。
東海地方を中心に飲食店経営、飲食業をプロデュースするGENGE CORPORATIONが運営し、フジヤマ55の台湾まぜそばや、ヨコイのあんかけスパゲティといった、東海地方お馴染みの味を高速道路でも気軽に食べられるようになりました。
また、ショッピングコーナーでは、東海地方のおみやげの定番である大須ういろや宮きしめん、そして、名古屋ふらんすなどの人気土産を取り揃えています。
名神高速・尾張一宮PA下りのドッグランは、リニューアルした商業施設の向かって左側にありますので、利用する際には入口側に止めると便利です。
ドッグランの広さは121m2と、PAとしては大きめのスペースです。ドッグランの中には何本もの大きな木が植えられていて、緑が多いのが特徴です。
ドッグランの中には、排泄物BOXに加えて排泄物を入れるビニール袋も用意されていますので、万が一忘れた時に重宝します。さらに、水飲み場やシャワーも設置されていて、設備は充実しています。
尾張一宮PA下りのドッグランの特徴は、地面には細かな砂利が引き詰められていることです。夏場などは暑くなりますが、歩くとクッションが効くので非常に歩きやすいのが特徴です。
また、ドッグランの中には人も休憩できるようにベンチも用意されているので、ワンコと一緒に人もリフレッシュできます。
商業施設から離れているので、ワンコたちも周りを気にせずリフレッシュできるのが、尾張一宮PA下りの魅力と言えるでしょう。
(文・写真:萩原 文博)