APOLLO 
■リアエンドには、現行型ではアグレッシブなエアアウトレットを装備
BMWは現在、コンパクト・クロスオーバークーペSUV「X2」次世代型を開発中ですが、その最終デザインを、CGアーティストのKOLESA RUが完成させてくれました。
初代となる現行型X2は2018年にデビュー、現行型は「クーペSUV」という触れ込みでしたが、実際はハッチバックに近いスタイルです。
しかし、これまで捉えたプロトタイプから、次世代型では兄貴分「X4」同様の本格的なクーペSUVに変更されていることがわかっています。
提供されたCGのフロントエンドでは、今後同社の新型モデルで共有される逆L字型LEDデイタイムランニングライトを備える、よりスリムなヘッドライトを装備。下部バンパーには口角が上がって笑ったようなエアインテークなど、冷却効果が高められた吸気口が見てとれます。
プロトタイプでは、リアエンドのデザインが一切不明でしたが、CGでは、スポーティーなDピラーや、コンパクトなスポイラーを装備。そのほか、完全に新設計されたスリムなテールライトや、現行型ではみられなかったエアアウトレットが確認できます。
インテリアは、10.25インチのデジタル計器クラスターと10.7インチのインフォテインメントシステムで構成される曲面ディスプレイを採用。またダッシュボード、スイッチギア、フローティングセンターコンソールもX1から流用されると思われます。
次世代型では、「FAAR」プラットフォームをX1と共有することから、内燃機関は直列4気筒エンジンのみとなりそうです。
おそらく、2.0リットル直列4気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力244ps・最大トルク400Nmを発揮します。またパフォーマンスモデルとして、最高出力312ps・最大トルク450Nmを発揮する「M35i xDrive」（またはM35 xDrive）の設定も濃厚と言えるでしょう。
X2次期型のワールドプレミアは、最速で2023年末と予想されます。
