■開設して13年が経過したドッグランは現在も進化中
この数年、愛車でペットと一緒にドライブに行く機会も増えました。そんな時に役立つ、日本全国にある高速道路のサービスエリア(SA)に併設しているドッグランを紹介します!
今回紹介するのは、東名阪道・御在所(ございしょ)SA上りです。下り線と同様に、2010年にEXPASA(エクスパーサ)御在所としてりニューアルオープンした際にドッグランが設置されました。
EXPASA御在所上りは、小型290(大型との兼用含む)そして大型41という駐車マスを設定。さらに、急速充電器やガソリンスタンドなど、施設の整った大規模なSAです。
EXPASA御在所上りのドッグランは、商業施設の右側にあるので、駐車する際には出口方面に近い方が利用しやすいです。
ドッグランの広さは、114m2と非常にコンパクトなサイズですが、ビニール袋が用意された排泄物BOXをはじめ、シャワー、水飲み場など施設は充実しています。
またドッグランの地面は人工芝が敷きつめられていて、緑のじゅうたんが広がっています。ドッグランの中には植木があり、その周りがベンチとなっていますので、ワンコと一緒に人もひと休みできます。
長細い形状のドッグランなので、真っ直ぐ走ることもできるので、ワンコにとってはリフレッシュできる楽しい空間となっています。
商業施設の中には、伊勢名物「赤福」直営店の赤福茶屋があり、風味豊かなこしあんをやわらかなお餅にのせた赤福を食べることができます。また、三重県桑名市の肉の老舗「柿安」の、ジューシーな黒毛和牛入りハンバーグやオリジナルカレーなど、グルメも納得のメニューが並びます。
また、東海3県(愛知、三重、岐阜)を中心に、特産品から商店街のロングセラー、話題のローカルフードまで揃えた「メイドイントーカイ」や、オリジナルバームクーヘンなど中京・関西圏を中心とするおみやげを揃えた「特選みやげ館」など、高速道路を降りなくてもおみやげを購入することが可能です。
スケールは小さくもありますが、道路から離れた部分にあるため、自然溢れるスペースでもあるEXPASA御在所上りのドッグラン。ワンコだけでなく、人もリフレッシュできる空間となっています。
(文・写真:萩原 文博)