■「これまでピックアップトラックに搭載されたことのない」機能を持つ
フィスカーは現在、次世代ピックアップトラックを開発していますが、その最新情報を入手しました。
2021年には、後部から写されたティザーイメージが公開されましたが、コードネーム「アラスカ」と名付けられたピックアップについて、CEOのヘンリック氏は「フェラーリがピックアップトラックを作ったら」のようなものになるとCEOは述べています。
フィスカーがフルエレクトリックSUVに続いてBEVピックアップトラックを導入することは以前から知られていますが、現在、この車両が非常にスポーティな志向を持っていることを含め、さらなる詳細に注目が集まっています。
同社は現在、米国にて初のSUVとなる「オーシャン」の納車を開始しており、その後はコンパクトSUV「PEAR」、さらにスポーティでハイクラスのセダン「ローニン」のワールドプレミアを8月3日に予定しています。
一方、初のピックアップトラックは、「アラスカプログラム」というコードネームがわかっています。
CEOのヘンリック・フィスカー氏によると、ローニンと同様に豪華でスポーティなデザインになるといいます。同氏はカーメディア「オート・エクスプレス」に対し、アラスカは「フェラーリがピックアップトラックを開発した場合」のようなものになるだろうと語っています。
ただし、イタリアのスーパーカーメーカーが販売する現行車両とは異なり、全電気自動車となる予定だといいます。またパフォーマンス志向でありながら、適切なピックアップトラックプロポーション、つまり適切な車高、最低地上高、スタンスを備えていると付け加えていることは間違いありません。
フィスカーの他の車両と同様、アラスカにも、オーナーにとってより実用的なものとなる「特別な機能」が搭載予定だといいます。それらがどのようなものになるかについては触れませんでしたが、「少なくとも4つの独自の機能」が搭載され、「これまでピックアップトラックに搭載されたことのない」機能がいくつか搭載されるだろうと述べています。
ハマーEVにより、新たなピックアップトラック時代の幕が開けましたが、アラスカはさらに未来を見据えたモデルになる可能性がありそうです。