■洗練されたキャビン、短いリアデッキ、白いアクセントを確認
メルセデス・ベンツは、9月にドイツ・ミュンヘンで開催予定の「IAAモビリティ2023」にて、エントリーレベルのコンセプトモデルを初公開することを予告、そのティザーイメージを公開しました。
同ブランドは昨年、現在の6つの製品カテゴリーを、「トップエンド・ラグジュアリー」「コア・ラグジュアリー」「エントリー・ラグジュアリー」の3つのカテゴリーに絞り込む戦略を発表しましたが、そのエントリーモデルに属する新型コンセプトと思われます。
公開されたティザーイメージからは、洗練されたキャビンや、短いリアデッキを持ちボディライン全体に走る白いアクセントが際立っていることがわかります。
またPhotoshopで画像を明るくすると、サイドミラーはAピラーの根本に装着、白いアクセントは車両の両端からBピラーに向かって伸び、顕著なスタイリングラインを示しているようにも見えます。
ドアハンドルが見えないのは謎ですが、なにか斬新なアイディアが導入されているのか注目されます。
プレスリリースなどによる詳細は明らかにされていませんが、次世代のエントリー・ラグジュアリーの量産モデルは、「MMA」プラットフォームに乗る予定で、2024年にデビューする可能性があることがわかっており、今年2023年後半にコンセプトが発表されることはそれと一致します。
また、これまで捉えたプロトタイプから「CLA」次期型にシルエットが非常に似ており、その可能性が高いと見られます。
IAAモビリティ2023は、9月5日に開幕し、9月10日まで開催されます。メルセデス・ベンツでは、新型「Eクラス オールテレーン」や、「ビジョン EQXX」「ビジョン ワンイレブン」など、電動モデルコンセプトも多数公開予定となっています。