■マセラティ「MC 20」の心臓部をハイブリッド化
アルファ ロメオは、待望の新型スーパーカー開発のカウントダウンを開始しました。
同ブランドは、その新型モデルを「夢の実現に向けて努力するチームの勇気と情熱によって生み出された作品となるでしょう」と表現しています。また「ブランドの歴史を大きく動かし、純粋なイタリア自動車の興奮を体験できるはずです」と続けて説明しています。
この高性能車に積まれるエンジンですが、マセラティ「MC 20」をベースにハイブリッド化すると噂されています。
MC 20は2024年にフルエレクトリック「フォルゴーレ」が導入されるまでネットゥーノ・エンジンを搭載する可能性がありますが、アルファ ロメオは、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせる予定だとされています。
そのパワートレインは、MC 20の3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンに、少なくとも1つの電気モーターを搭載、システム合計の最高出力は800psオーバーの可能性があるといい、これが実現すれば、ガス燃料を搭載するMC 20の630psを大きく飛躍することになります。
エクステリアデザインは、同ブランドが1967年から1969年にかけて製造した「33 ストラダーレ」を彷彿させ、その車名も踏襲していると噂されているようです。
そして驚くことに、このアルファ ロメオ史上、最高級モデルの価格は2億円以上の値がついており、100台未満で限定生産され、すでに完売しているとの情報も入っています。
最後になりますが、この新型スーパーカーが、内燃機関を搭載した最後のアルファ ロメオモデルとなるかどうかは、まだ分からないようです。
2024年には、トナーレの下に位置する小型クロスオーバーSUVが、ジープ・アベンジャーの姉妹モデルとして発売される予定となっています。そのパワートレインは、エレクトリックモデルとして販売されますが、マイルドハイブリッド技術を採用する1.2リットル直列3気筒ターボチャージャーエンジンも提供されます。