■キーワードは、4人乗り、2つのドアと高い地上高
ランボルギーニは今後、電動化へ急速にシフトしていきますが、そのスケジュール情報を入手しました。
ランボルギーニは2014年、初のプラグインハイブリッドモデル「アステリオンLPI 910-4」コンセプトを発表しましたが、量産化は見送られました。
代わって「アヴェンタドール」後継モデルが、ブランド初のPHEVモデルとして2023年内にデビューすることが確実視されているほか、2024年にはSUV「ウルス」PHEVが導入予定となっています。
2024年発売予定のウルスPHEVでは「パナメーラ ターボS E-ハイブリッド」からパワートレーンが流用されることがわかっています。
4.0リットルV型8気筒ツインターボ「LK5」エンジン+電気モーターのハイブリッドを搭載し、最高出力は675psを発揮すると見られているほか、最高出力808psを発揮するハイエンドモデルも噂されています。
「ウラカン」後継モデルは2024年に登場予定で、こちらもプラグインハイブリッドが濃厚となっています。ただし、現段階で自然吸気のV10を維持するか、V8にダウンサイズしてツインターボを搭載するのか、まだ結論が出ていないようです。
ただ、コードネーム「LB744」と呼ばれるアヴェンタドールの後継モデルV12を維持しているため、ベイビーランボがV10を維持することを期待したいところです。
これらPHEVの次に来るものは何か? もちろん、ランボルギーニ初のフルエレクトリックモデルです。
同ブランドCEOのステファン・ヴィンケルマン氏は、2028年にゼロエミッションモデルを発表することを明らかにしており、以前Auto Expressのインタビューでは、そのモデルは4人乗りであり、2つのドアと高い地上高を持っていると述べています。
そして2029年には、大成功となったウルスが第2世代へ移行します。次世代型はV8プラグインハイブリッドを捨て、フルエレクトリックモデルが有力となっています。