APOLLO 
最終課題：カフェのフライヤーを作成
■3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジンから最大520psを発揮か？
BMWは2022年10月、コンパクト2ドアスポーツカー「2シリーズクーペ」に設定されるハードコア「M2」を発表しましたが、その最強モデル「M2 CS」（仮称）の導入が濃厚となりました。
同ブランドでは、これまでM2新型に関して、さらなるパフォーマンスモデル「コンペティション」は導入しないと語っていましたが、どうやら別の強化モデルが計画されているようです。
捉えたプロトタイプは、標準のM2には搭載されていない一体型トランクリッドスポイラーが装備されています。
現在BMWでは、オプションでトランクリッドウイングや、コンパクトなルーフスポイラーも入手できますが、このプロトタイプは「M3 E46 CSL」の実質的後継モデルとして2022年に発売された「M4 CSL」を反映しているようです。
さらにリアエンド下部には、Mのトレードマークであるクワッドエキゾーストセットアップが、リアディフューザーのフィンの間から突き出ているのも見てとれます。
以前のプロトタイプでは、純正M2に標準装備されているフロント19インチ、リア20インチの930Mアロイホイールが装着されていましたが、このプロトタイプでは、M4 CSLと同じ20インチの827Mホイールに交換されています。
M2のパワートレインは、3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力459ps・最大トルク550Nmを発揮します。一方CSでは、「S58」エンジン改良版により、最大500ps～520psが予想され、コンパクトモデルというより、もはやスーパーカーと言えそうです。
注目はマニュアルトランスミッションを提供するかどうかですが、M4コンペティションが利用できないことを考慮すると、期待は薄いかもしれません。
なお、BMWは現在、M3 CSツーリングも計画していますが、まだ上層部の承認には至っていないといいます。
