新型BMW5シリーズの試乗もドイツビールもソーセージも!「FREUDE by BMW – THE GARDEN」がオープン

■2023年7月14日(金)~9月17日(日)まで東京・表参道にて期間限定で開催

新型BMW5シリーズの発表、発売を機にBMWは、ポップアップ・エキシビション「FREUDE by BMW – THE GARDEN(フロイデ・バイ・ビーエムダブリュー・ザ・ガーデン)」を2023年7月14日(金)〜9月17日(日)までの期間限定で東京・表参道にオープンしました。

表参道にオープンしたポップアップ・エキシビション「FREUDE by BMW – THE GARDEN」
表参道にオープンしたポップアップ・エキシビション「FREUDE by BMW – THE GARDEN」

ポップアップ・エキシビション「FREUDE by BMW – THE GARDEN」が置かれたのは、表参道交差点にある「OMOTESANDO CROSSING PARK(東京都港区南青山5-1-1)」。最先端のファッションや文化の発信基地といえるロケーションにあります。

新型5シリーズを発表したビー・エム・ダブリューの長谷川 正敏社長
新型5シリーズを発表したビー・エム・ダブリューの長谷川 正敏社長

BMWの長谷川正敏社長は、ポップアップ・エキシビションにより、直接、潜在顧客とのタッチポイントを作り、今年はこうしたイベントに注力していると説明。

以前お伝えしたように、第1弾となった「FREUDE by BMW – CONNECTED THROUGH TIME(フロイデ・バイ・ビーエムダブリュー – コネクテッド・スルー・タイム)」も好評だったそうです。販売面も好調で、2023年に入り新型XMや新型X1を投入するなど、ラインナップを強化。

ポップアップ・エキシビション「FREUDE by BMW – THE GARDEN」
ポップアップ・エキシビション「FREUDE by BMW – THE GARDEN」

ポップアップ・エキシビションをはじめ、全国主要都市でイベントも開催することで、2023年上半期は、前年度比約19%増の1万6692台を記録。輸入車ブランドでは、メルセデス・ベンツが約5.0%増の2万5592台、フォルクスワーゲンが約14%減の1万2635台となっていて、BMWの増加ぶりが目を惹きます。

長谷川正敏社長は、BMWはプレミアムブランドからラグジュアリーブランドへのステージアップを図ると表現していて、さらなる収益力強化が目標となっているようです。

コラボグッズなどの販売も行われる
コラボグッズなどの販売も行われる

長谷川社長はさらに、約半世紀の歴史を誇る5シリーズについては、新型になりプレミアムセダンという枠に収まらず、ラグジュアリーセダンを具現化したと説明しています。BMWの「走る・曲がる・止まる」という要素に加えて、ラグジュアリーに位置づける空間要素(主にインテリア)を加え、運転していても「やすらぎ」すら覚える世界観を表現。

個人的には、と前置きした上で、今後のBMWにおいて、戦略的でとても重要なモデルになるのが新型5シリーズと解説していて、「BMWのEVらしい」と表現するバッテリーEVのi5も加わったことで、EVの先駆者としての自負ものぞかせていました。

新型BMW5シリーズ
新型BMW5シリーズ

第2弾となる今回のポップアップ・エキシビション「FREUDE by BMW – THE GARDEN」は、「FREUDE by BMW」のスローガンのもと、最新技術で「美しさ」や「走り」「機能」を昇華。

感性に訴える2023年7月13日発表のプレミアムセダンBMW i5を、日本で初めて期間限定で展示するのをはじめ、ラグジュアリーセダンのBEV「BMW i7」も期間限定で展示されます。さらに、週末限定で最新のBMWのEVに試乗することもできます。

日本の自然も取り入れられている
日本の自然も取り入れられている

白を基調としたポップアップ・エキシビションの展示空間は、表参道の都会の喧騒から離れて、来場者を心地よいくつろぎへと誘う日本の和と、ドイツ・バイエルン地方の融合を成したガーデンをテーマにデザインされています。

長谷川社長は、日本を訪れた外国人から、東京は「コンクリートジャングルのようだ」という感想を聞くことがあるそうで、BMW AGの本社があるドイツ・ミュンヘンの豊かな自然を引き合いに出しながら、表参道という都会の中でもひととき、やすらぎを覚えてもらい、カルチャーとともにBMWの世界観も体感してもらいたい、とその狙いを明かしています。

エントランスには、葛飾北斎の浮世絵『富嶽三十六景』の船をBMW i5に見立てて、フラワーアーティスト田中孝幸氏が手掛けたインスタレーション作品が建ち、表参道の新たなアイコンとして設置されています。会場内は、ゆったりとくつろげるスペースが設けられ、都会の中心にいながらも、贅沢な時間が流れるラグジュアリー空間になっています。

屋外カフェ&バーを展開
屋外カフェ&バーを展開

併設されるパビリオン内では、その時々の展示車両のテーマに合わせて、BMW i5やBMW i7が持つ感性やクラフトマンシップが表現される特設デジタルコンテンツとともに展開されます。BMW i7の展示時期には、先月開催された第76回カンヌ国際映画祭で発表したBMW Filmsのショート・フィルム「THE CALM」が毎日上映されます。

さらに、会場内にはBMWの故郷であるドイツ・バイエルン地方の伝統的なカルチャーをフードとドリンクメニューに組み込んだ屋外カフェ&バーを展開。屋外カフェ&バーでは、夏に合うようにドイツと日本の両方の要素を組み合わせて独自で開発された食事や飲み物が提供されます。ドイツと日本それぞれのこだわりが詰まったクラフトマンシップを感じる、本格的なフード&ドリンクが楽しめます。

メニューのイメージ
メニューのイメージ

ソフトドリンクは、表面にBMWロゴがデザインされたアイス抹茶ラテや、ドイツで愛されるアップルスパークリングなどを用意。アルコール類は、厳選されたドイツと日本のクラフトビールなどを堪能できます。

筆者も試食させていただきましたが、ドイツ料理を代表するソーセージやプレッツェルなどを味わえます。また、フードは西洋わさびをディップして食べるソーセージの盛り合わせや、味噌バタープレッツェル、塩麹を使ったシュラハトプラットなど、伝統的なドイツ料理に日本のエッセンスを取り入れたメニューを用意。ビールの本場でもあるドイツと日本の食文化が融合した、本格的な創作料理になっています。

ドイツ・バイエルン地方の伝統的なカルチャーをフードとドリンクメニューに組み込んだ屋外カフェ&バーを展開
ドイツ・バイエルン地方の伝統的なカルチャーをフードとドリンクメニューに組み込んだ屋外カフェ&バーを展開

そのほか、大人の習い事として注目を集めるお稽古スタジオ「WAnocoto(ワノコト)」とコラボレーションを行い、新しいライフスタイルを見つけるきっかけを提案するワークショップも開催されます。

茶道や浴衣の着付け、水引アクセサリー作りが体験できるほか、フラワーアーティスト田中孝幸氏を講師に迎え、いけばなアートを通じて美意識を見つけて楽しむワークショップも開催されます。なお、各ワークショップのスケジュールは特設サイトを参照してください。

表参道エリアで人気のヨガスタジオ「IGNITE YOGA」とのコラボにより、朝のヨガクラブ、夜のランニングクラブが会期中、毎週末に開催されます。

歴代5シリーズのミニチュアカー
歴代5シリーズのミニチュアカー

また、会場内のショップでは、車両テーマに絡めた「Highsnobiety(ハイスノバイエティ)」×BMW限定コラボレーションアイテムや、ポップアップ・エキシビションでのみ購入できる「BMWライフスタイル・コレクション」を購入することもできます。ブランド・パートナーとコラボすることで、BMWが表現する多様な世界観を、ライフスタイルの観点から楽しめる空間になっています。

フードメニュー
フードメニュー

地下鉄・表参道駅から国道246号線(青山通り)を挟んで目の前の好立地にあるポップアップ・エキシビション「FREUDE by BMW – THE GARDEN」。ショッピングなどの合間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■ポップアップ・エキシビション「FREUDE by BMW – THE GARDEN」概要
●場所:東京都港区南青山5-1-1(OMOTESANDO CROSSING PARK)
●期間:7月14日(金)~9月17日(日)
●入場:無料
●時間:月~木、日:11:00〜20:00/金、土、祝前日:11:00〜22:00 ※ラストオーダーはCLOSEの30分前
●試乗:11:00~19:00(土日祝のみ)最終受付18:00 ※事前予約制
●展示モデル:BMW i5 M60(7月14日~8月16日)/BMW i7 xDrive60(8月17日~9月17日)
●試乗モデル:BMW iX xDrive40(7月14日~8月16日)/BMW i7 xDrive40(7月14日~9月17日)/BMW XM (8月17日~9月10日)

(文:塚田 勝弘/写真:塚田 勝弘、BMW)

【関連リンク】

FREUDE by BMW – THE GARDEN
https://bmw.co.jp/0616_dp_bec

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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