APOLLO 
■上下に積み重ねられたデュアルLEDバーが水平に走る
ルノー傘下のルーマニア・ダチアが製造・販売するクロスオーバーSUV、「ダスター」次期型最新プロトタイプをカメラが捉えました。
ダチア・ダスターは、ルノーグループの低価格世界戦略モデルで、第2世代となる現行型は2018年から販売、いよいよ第3世代へバトンタッチされます。
捉えた最新プロトタイプは、これまでで最もフロントエンドを鮮明に見ることができます。そこには、上下に積み重ねられたデュアルLEDバーが配置され、ボディ全幅に渡り水平に走っています。
またバンパー下部には、ブロック状の輪郭を持つ大型グリルが設けられ、両サイドには縦スリットが入っていることもわかります。
側面から見ると、カモフラージュのせいかどっしりとした印象です。詳細を見ることはできませんが、足回りには、リムがV字型に分かれた太い5本のスポークを備えたホイールが装着されています。
リアエンドは、ハッチバックのような角張ったアウトラインとなっている印象です。運転席側からはエキゾーストパイプが1本出ており、バンパー下部はスキッドプレートを模した形状となっています。
キャビン内は明らかになっていませんが、手頃な価格帯のブランドながら、最新機能を持つタッチスクリーンインフォテインメントシステムなどが装備されると思われます。
次期型は、ルノー、日産、三菱アライアンスの「CMF-B」プラットフォームに移行、日産「ジューク」と兄弟モデルになり、ボディが拡大されると言われてます。
パワートレインは、内燃機関を引き続き提供するとされており、遅れてプラグインハイブリッドが搭載される可能性があるようですが、ディーゼルがラインナップに加わるかどうかは不明となっています。
ダスター次期型のワールドプレミアは、2023年後半とみられます。また、フルモデルチェンジを期に日本市場への電撃復帰も噂されている日産・ジュークにも、今回のダスターに見られたデュアルLEDバーが採用されるのかどうか、注目です。
