三菱の新型・トライトン、間もなく発表! ラダーフレーム、シャーシ、クリーンディーゼルまで全方位進化

■開発シーンの動画を特設サイトで公開

以前お伝えしたように、タイ、バンコクで2023年7月26日(現地時間)に披露される予定の三菱「トライトン」(一部の国・地域ではL200の車名で販売)。

三菱自動車は、新型トライトンに新開発のラダーフレームをはじめ、シャーシ、クリーンディーゼルエンジンを搭載します。悪路走破性も含めて走りの性能を高めることで、天候や路面を問わず、安心、安全で快適な走りを実現するとしています。

新型トライトンの開発シーン
新型トライトンの開発シーン

具体的には、新開発のラダーフレームと新設計されたダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション、リーフスプリング式リヤサスペンションにより、優れた走破性、良好な乗り心地を高次元で両立しているそう。

また、新開発のクリーンディーゼルターボエンジンは、摩擦損失が大幅に低減され、環境性能を向上。同時に高出力化も果たしたとしています。

ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション、リーフスプリング式リヤサスペンション
ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション、リーフスプリング式リヤサスペンション

チーフプロダクトスペシャリストの増田義樹氏は、

「約9年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型トライトンは、エンジン、サスペンション、内外装をすべて刷新しています。これにより、走りをはじめ、快適性や安全性などを大幅に進化させました。また、過酷な環境で働くクルマとしての要求に応えるように、多様な使用環境やニーズをインタビューし、開発試験を繰り返してきました。
レジャーユースから商用ユースまで、世界中のすべての顧客に満足いただけるクルマに仕上がっています。間もなく発表される新型トライトンにご期待ください」

と、全方位進化を遂げている新型に対して手応えを得ているようです。

なお、試験走行を含めた開発シーンの動画が特設サイトで公開されています。

新開発クリーンディーゼルエンジン
新開発クリーンディーゼルエンジン

(塚田 勝弘)

【関連リンク】

新型『トライトン』特設サイト
https://www.mitsubishi-motors.com/en/products/triton

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる