フォルクスワーゲン(VW)「キャディ」初のPHEV導入へ。ゴルフ次期型と共通の15インチディスプレイ搭載

■新開発1.5リットル「TSI Evo2」エンジンと電気モーター搭載

フォルクスワーゲン(VW)の人気MPV「キャディ」に、プラグインハイブリッドバージョンが初めて導入されることがわかると同時に、その市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

VW キャディー eハイブリッド 市販型プロトタイプ スパイショット
VW キャディ eハイブリッド 市販型プロトタイプ スパイショット

初代キャディは1980年に登場。当初はピックアップトラックでしたが、その後MPVへ進化。4代目となる現行型は2020年に発売されましたが、いよいよPHEVの導入となります。

VW キャディー eハイブリッド 市販型プロトタイプ スパイショット
VW キャディ eハイブリッド 市販型プロトタイプ スパイショット

スペインで捉えたプロトタイプは、カモフラージュもほぼなく、左側フェンダーに充電ポートを配置。

リアゲードの角には「eHybrid」のバッジがはっきりと確認できます。

プロトタイプのキャビン内は現行型と同じですが、騙されてはいけません。コクピットは今後着手され、「ゴルフ」改良型や、「ティグアン」次期型同様に、15インチユニットと思われる特大の自立式インフォテインメントディスプレイを搭載する可能性が高いです。

この変更により、接続機能とユーザーインターフェイスエクスペリエンスがアップグレードされますが、ハイスペックグレードに限定される可能性もありそうです。

VW ゴルフ改良型 コクピット
VW ゴルフ改良型 コクピット

パワートレインは、当初は既存のゴルフと同じハイブリッドセットアップを使用し、1.4リットル直列4気筒TSIガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせ、最高出力245psのパワーを発揮すると推測されていましたが、最新情報では、新開発の1.5リットル「TSI Evo2」エンジンと電気モーター、DSG オートマチックギアボックスで構成され、最高出力は272psまで向上すると噂されています。

また、18.5kWhリチウムイオンバッテリーパックを積み、100km(62マイル)の航続距離が期待されます。

キャディPHEVのワールドプレミアは、2024年内と予想されます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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