VW「ビートル」はEVとして復活するのか!? 最新情報入手

■次世代EVプラットフォーム「SSP」採用の可能性

フォルクスワーゲン(VW)の歴史的名車『ビートル』の復活が噂されていますが、同ブランドCEOのトーマス・シェーファー氏がAutocarのインタビューにて「現時点で復活は計画されていない」と発言したようです。

VW ビートル 最終モデル
VW ビートル 最終モデル

最終モデルとなった「ザ・ビートル」は2011年にデビュー、以降9年間に渡り販売されていましたが、2020年に惜しまれつつも生産終了となっています。

VW ビートル 最終モデル
VW ビートル 最終モデル

同氏によると「開発リソース、資金、開発時間がないからではなく、マーケティングの観点から見てあまり意味がないから」と回答。

「役目を終えたモデルもあり、それを戻すのは意味がないだろう。100パーセント(確信を持って)とは言えないが、今の私の立場から言えば、私はそう思う」と付け加えています。

VWでは、数年前に「e-Beetle」の名称が商標登録されており、前CEOヘルベルト・ディース氏は2030年に向けフルエレクトリックで「ビートル」を復活させることを示唆していましたが、現段階で可能性が低くなったようです。

ただしこの手の噂は、デビュー直前まで否定されることも多く、VWブランドの次世代EVプラットフォーム「SSP」(スケーラブル・システムズ・プラットフォーム)を採用して復活するという情報も入手しており、断言はできないでしょう。

SSPは、コンパクトモデルから最高出力1700psオーバーのハイパーカーまで対応できるアーキテクチャで、2028年頃に登場予定となっています。

ビートル復活の最新情報を入手次第、またお伝えしていきましょう

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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