■かつて日本市場には1981年に導入。6年ぶりのフルモデルチェンジへ
フォルクスワーゲン(VW)が販売する欧州Cセグメントモデル、「ジェッタ」(中国名:サジター)次期型プロトタイプをカメラが捉えました
初代ジェッタは、「ゴルフI」をベースにしたセダンとして登場、日本市場には1981年に導入されましたが、2010年の6代目より日本市場へは投入されていません。7代目となる現行型は2018年に発売されており、これが6年ぶりフルモデルチェンジとなります。
オーストリア・アルプスで捉えたプロトタイプの後部には、「Bremsprobe」のラベルが貼られており、ブレーキテストを実地していることを示しています。
プロトタイプのヘッドライトは、内側部分が尖ったデザインを採用。フロントエンド上部にハニカムメッシュのグリルを配置し、下部には光沢のあるドットを備える台形インテークを装備。外側の端には小さなエアカーテンが見てとれます。
側面から見ると、現行型ジェッタとサジターのデザインを継承。大きな窓があり、ルーフ後部はスマートな形状です。また足回りでは、10本の波状スポークを備えたホイールを装着、各ハブにはセンサーがあるようです。後部では、ドライバー側にマフラーが見えることから、このプロトタイプが内燃機関を搭載していることがわかりますが、おそらく直列4気筒エンジンを搭載するはずです。
ジェッタ次期型のワールドプレミアは、2024年ですが、VWでは新型のフルエレクトリックセダン「Aero」が発売を控えており、ジェッタの将来が注目されると同時に、日本市場再導入の期待もかかります。