■メインユニット内側の丸い窪みがほぼなくなり、よリスリムに
フォルクスワーゲン(VW)は現在、世界のCセグメントをリードする主力モデル「ゴルフ」改良型をテスト中ですが、その最終デザインを大予想しました。
現行型となる8代目は2019年にデビューしており、これが「8.5」世代への大幅改良となります。VWは2033年にEV専門ブランドへ移行することが決定しており、これが最後のICE搭載ゴルフとなる可能性が高いようです。
おなじみKOLESA RUから入手した予想CGのフロントエンドは、ヘッドライト上部のLADデイタイムランニングライトはそのままですが、メインユニット内側の丸い窪みがほぼなくなり、よリスリムに。
外側の窪みも角ばったデザインになっています。またバンパーコーナーにはこの字型のアクセントを配置、下部に小さなリップを装備させることでかなり引き締まったイメージです。
後部では、バンパーを刷新、テールライトは、アウトラインはそのままに、内部グラフィックスが新設計されています。
キャビン内でも大きな変化が起こりそうです。以前捉えたスパイショットでは、ID.7と同様に15インチに見える、かなり大型の自立式インフォテインメントタッチスクリーンによって占められているほか、ステアリングホイールの静電容量式タッチボタンを廃止し、従来のコントロールに戻しています。
下部トリムにはID.3のような小型の12インチスクリーンが搭載される可能性がありますが、それでも現在のゴルフの10インチディスプレイよりも大きくなりそうです
改良型では、VWグループで広く使用されている「MQB Evo」アーキテクチャーの進化系を採用。マイルドハイブリッド1.0 eTSIと1.5 eTSIには小規模なアップデートが行われ、おそらく同じ出力が維持されると予想されます。またPHEVでは、最高出力272psを発揮し、最大100km(62マイル)のゼロエミッション航続距離を可能にする、アップグレードされたパワートレインを得るでしょう。
ゴルフ改良型のワールドプレミアは、2024年内と予想されています。