「GRスープラ」ベースにシューティングブレークを提案。目指せ、国産スーパーワゴン!?

■より直立したリアウインドウ、デッキリット上のリップスポイラーなど装備

デザイナーのSugar Designが、トヨタのA90型「GRスープラ」にシューティングブレークを提案しました。

トヨタ スープラ シューティングブレーク
トヨタ スープラ シューティングブレーク

2019年に復活したスープラは、世界で大きな話題となった反面、人気ゆえの批判も多くありました。そこには、BMWのコンポーネントを多数用いていることから、本物のトヨタではなく、象徴的なスープラの名前が正当に使われていないという意見が聞かれます。

これらの反対意見は理解できますが、それでも運転するのが十分に楽しい優れたスポーツカーであることは間違いありません。

トヨタ スープラ シューティングブレーク
トヨタ スープラ シューティングブレーク

また頻繁に聞く批判のもう1つが、狭いキャビンと収納スペースの不足です。そこでシューティングブレークは、それらをカバーしてくれるという考えです。

提案された予想CGは、フロントエンドはそのままにルーフラインを延長、その流れでサイドウインドウの形状とサイズを徹底的に見直しています。

また、新設計したルーフトップスポイラー、より直立したリアウィンドウ、デッキリット上の小さなリップスポイラーなどを装備。リアビューは、ベースのスープラと大きく異なっているのが特徴です。

製作したSugar Designは、A90スープラに少し派手なイメージを持っているといい、ダミーのインテークやキャラクターラインが多すぎることから、オーバースタイルになっていると思っているといいます。

そこで、ボディワークの一部を簡素化することで、ドアの付け根付近からリアフェンダーにつながる、オーバーザトップラインがさらに良くなると考えたようです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる