APOLLO 
■BEVはフルエレクトリック専用「MEV-Plus」アーキテクチャ採用
フォルクスワーゲン（VW）は現在、コンパクト・クロスオーバーSUV「ティグアン」次世代型を開発中ですが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。
2代目となる現行型ティグアンは2016年に発売。2020年には「eハイブリッド」の追加など大幅改良がなされていますが、7年ぶりのフルモデルチェンジに向けて開発が進められています。
第3世代では、ICE搭載およびハイブリッドモデルが提供されるほか、おそらくBEV（フルエレクトリック）バージョンも併売されると見られています。
ニュルで捉えたプロトタイプは、かなり厳重にカモフラージュされており、ヘッドライトやグリルにデカール（転写画）が貼られています。
リアエンドでは、下部バンパーにダミーのエキゾーストパイプが貼られています。ただし、このプロトタイプには充電口が見当たらないため、BEVモデルかは不明です。
キャビン内では、中央タッチスクリーンがダッシュボードとは独立した、まったく新しいレイアウトが見てとれます。空調やナビ／ラジオの操作など、ほとんどの機能がディスプレイ上に集約されるはずです。
次世代型のガソリンエンジン搭載モデルには「MQB Evo」の進化系を採用、エントリーレベルにマイルドハイブリッド（MHEV）のパワートレインを搭載します。
主力モデルにプラグインハイブリッド（PHEV）を配置するほか、BEVバージョンには同ブランドが現在開発中のフルエレクトリック専用「MEV-Plus」アーキテクチャが採用されると予想されています。
ティグアン次世代型のワールドプレミアは、2023年内と予想されます。
