■3シリーズよりエレガント、7シリーズよりもダイナミックでスポーティ
BMWは先日、主力セダン「5シリーズ」新型と、そのフルエレクトリックバージョン「i5」を発表しましたが、派生ワゴンとなる「ツーリング」もガソリンエンジンを搭載するICEと、EVで発売される可能性が高いことがわかりました。
おなじみのCGアーティスト、Theottle氏が提供してくれた「i5ツーリング」は、現行3シリーズ「ツーリング」のルーフを移植、その輪郭を5シリーズに合うよう微調整し、発表されたばかりのセダンと同じ赤の色合いでペイントしました。
また、3シリーズツーリング同様に、クロームサイドウインドウの周囲も黒で仕上げることにより、繊細なエクステリアが完成しています。
BMWでは、新型5シリーズを「3シリーズよりも存在感がありエレガントで、7シリーズよりもダイナミックでスポーティ」と語っていますが、新設計された角張ったヘッドライト、フロントグリル、エアインテーク、フラッシュドアハンドル、スリムな LEDテールライトを備えたスポーティなリアエンドなどがそれを証明しています。
側面を見ると、オーバーハングがかなり長いことがわかります。これは、i5が内燃エンジンの5シリーズと同じCLARプラットフォームを共有しているためでしょう。
5シリーズツーリングのパワートレインは、セダンと共有すると予想されています。
これは、電動i5がツーリングとしても提供され、上位にセダンと同じM60 xDriveグレードが追加される可能性があることを意味しています。このモデルには2つの電気モーターが搭載されており、これらを組み合わせることで8,000rpmで最高出力590ps・最大トルク794Nmを発揮します。
2024年に5シリーズは、iDrive 8.5インフォテインメントシステムを搭載する最初のBMWとなるでしょう。
ほぼすべての既存モデルと同じように、左右に並べた画面を備え、最新のソフトウェアを持ちます。ほとんどの機能へのアクセスがタッチスクリーンを介するため、センターコンソールには従来のボタンがほとんどありません。
市販型では、14.9インチのセンターディスプレイと12.3インチのデジタルインストルメントクラスターが装備されます。
5シリーズツーリング新型、およびi5ツーリングの発売は2024年と予想されています。