■1シリーズは最初に「118」とクワッドエキゾーストパイプの「M135」の名称を導入
BMWは本格的EV時代へ向けて、新たな命名法を採用する可能性が高いことがわかりました。
同ブランドでは、世界は今後10年以内にEVが完全に導入される準備が整わないと考えています。また内燃機関エンジンの終了を下していない数少ない高級ブランドの一つであり、「Power of Choice」の精神に応えることを挙げています。
EVとの差別化をより明確にするために、BMWでは新たな命名戦略を採用すると噂されており、関係者の話からは、2024年以降に登場する新型モデルから、ガソリン専用車の車名の末尾にある「i」の文字がなくなると伝えられています。
そしてその命名法は「1シリーズ」と「X3」次世代型から始まると予想されています。この1シリーズハッチは2024年7月、クロスオーバーは2024年8月に生産開始が予定されているモデルです。
コードネーム「F70」と呼ばれる新しい1シリーズは、最初に「118」とクワッドエキゾーストパイプの「M135」の名称でデビュー。追加のガソリンバージョンは、「116」「120」そして「128 xDrive」となる可能性があるといいます。
また「G45」と呼ばれているガソリンエンジン搭載X3次世代型は「X3 20」「X3 20 xDrive」、および「M50 xDrive」として販売されると思われます。後者は「M40i」に取って代わるものと予想されており、引き続き直列6気筒エンジンを搭載することが期待されています。
ここでは「M40d」について言及していませんが、X3において3.0リッターディーゼルの高性能バージョンが、次世代向けには導入されないことを示しているのかもしれません。
今後同ブランドでは、「G97」のコードネームが割当てられているフルファットの「X3 M」を計画しているほか、ピュアエレクトリックの「iX3」も予定されていますが、既存の「CLAR」プラットフォームから離れて、同社初の専用EVアーキテクチャである「Neue Klasse」を採用すると思われます。