フェラーリの次世代電動ハイパーカー「F250」は、名車・GT40風ドアを採用

■V12エンジンはダウンサイジングされ、V6またはV8搭載

フェラーリが現在開発中の次世代ハイパーカー「F250」(社内コード)最新プロトタイプをカメラが捉えました。

フェラーリ F250 市販型プロトタイプ スパイショット
フェラーリ F250 市販型プロトタイプ スパイショット

捉えた開発車両は「296」のヘッドライトや「SF90」のテールライトを装着するなど、新旧コンポーネントを寄せ集め、厳重にカモフラージュしています。

ただし、巨大なフロントエアインテークやボンネットのワイドなベントが見てとれるほか、側面は生産ボディのようで、フォード「GT40」や「ラ・フェラーリ」を彷彿させるように、ドアがルーフまで伸びている仕様であることがわかります。

フェラーリ F250 市販型プロトタイプ スパイショット
フェラーリ F250 市販型プロトタイプ スパイショット

フロントウィンドウの下隅には、高電圧を示すステッカーが貼られており、電動モデルであることが確認できます。

リアエンドでは、円形のデュアルエキゾーストパイプが装着されていますが、これはダミーであり、本物の排気管は少し上に配置され、メッシュの後ろに隠されています。

多層のサイドエアインテークはシートの後ろに大きなエンジンがあることを示唆している可能性もありますが、噂では、V12がダウンサイジングのハイブリッドパワートレインに取って代わると伝えられています。

フェラーリ F250 市販型プロトタイプ スパイショット
フェラーリ F250 市販型プロトタイプ スパイショット

それがV6になるのか、V8になるのかは現段階で不明ですが、少なくとも1つの電気モーターを積み、最高出力は1,000ps以上を発揮するでしょう。

「499P」ル・マン ハイパーカーには296 GTB/GT3 から採用されたV6エンジンが搭載されているため、このラ・フェラーリ後継モデルが6シリンダーであっても驚くことではありません。

F250のワールドプレミアは2024年内と予想され、クーペに続いて2020年後半にはスパイダーとハードコアXXが登場する予定です。総生産台数は828台と考えられており、内訳はクーペ599台、スパイダー199台、XXは30台となっています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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