■Xpeng Motorsが開発、ライバルはレクサス「LM」
中国のメーカーXpeng Motorsが、「X9」と名付けられた新型モデルを予告しました。
Xpeng Motors(小鵬汽車/シャオペン)のCEOであるHe Xiaopeng氏は、「G6」と呼ばれる第5の量産EVを発表してから、わずか2ヶ月も経たないうちに、「X9」という6番目のモデルを開発中と語りました。
ティザーイメージでは「X9」のバッジのみが公開されましたが、その正体は全長5mを超える大型ミニバンで、Zeekr「009」や、レクサス「LM」などと市場で争うことになりそうです。
「Car News China」によるスパイショットでは、大型フロントグリルを装備し、目立つLEDライトバーが備わっているほか、スリムなヘッドライトも見てとれます。
側面では、角張ったサイドウインドウと、サイドミラーのすぐ前に配置された小さな三角形のウインドウも確認できます。
キャビン内の画像はありませんが、情報によるとメルセデス・ベンツの新型モデルにやや似たレイアウトで、トランスミッション・トンネルにシームレスに接続された大きなフローティング・インフォテインメント・スクリーンを搭載するほか、2本スポークの平底ステアリングホイールや2つのシンプルなワイヤレス充電パッドなどが備えられるといいます。
スペックなどは不明ですが、Xpeng最大のバッテリーサプライヤーである「CALB」から供給されるバッテリーパックが搭載されると考えられ、同ブランドの広州工場で製造されると思われます。
パクリと揶揄される製品が中国メーカーにはあったりしますが、お気づきのとおり、この「X9」もBMWのSUV「X」シリーズと類似しており、今後訴訟問題となる可能性も心配されますね。