■マルチセグメントLEDで構成されているヘッドライト&テールライト装備
ボルボは現在、ブランド最小となるクロスオーバーSUV「EX30」を開発中ですが、その最新ティザーイメージが公開されました。
EX30は高級感あるエクステリアを持ちつつ、ブランド史上最小となるSUVです。
写真1枚は大型の「EX90」を彷彿させる複数の要素からなるLEDライトで構成され、進化したトールハンマーヘッドライトを装備しています。この画像では、フロントフードとフェンダーが大きく湾曲していることも確認できます。
別の画像では、EX30のリアエンドが、これまででもっと鮮明にプレビューされ、マルチセグメントLEDライトで構成されているテールライトが見てとれます。
キャビン内は実にシンプルで、ダッシュボードの中央には12.3インチのタブレットスタイルのディスプレイが搭載されています。
このディスプレイには、速度、充電レベル、ナビゲーション、メディア、コントロールなどの主要な運転情報がすべて一元管理されています。また、ヘッドアップディスプレイシステムがあるように見えますが、ステアリングホイールの後ろにインストルメントクラスターパネルはありません。
インフォテインメントシステムは、「Qualcomm Technologies」の「Snapdragon Cockpit Platform」を搭載しています。これはGoogleアシスタント、Googleマップナビゲーション、Google PlayアプリによるハンズフリーヘルプなどのGoogle機能が組み込まれており、 ボルボ車としては初めて、ワイヤレスApple CarPlay機能も提供されます。
サウンドバーはフロントガラスの下のダッシュ上部全体を覆っています。ボルボによると、このサウンドバーはホームオーディオのデザインからインスピレーションを得たもので、複数のスピーカーを1つのユニットにまとめており、オプション「Harman Kardon」ハイエンドサウンドシステムと組み合わせることで、優れた音質を実現することができるといいます。
このソリューションにより、ボルボはドア内のスピーカーを廃止し、より多くの保管スペースを確保するこができたほか、 同じ理由で、ウインドウスイッチもセンターコンソールに移動されています。
もう1つの興味深い決定は、グローブボックスをセンタースクリーンの下に再配置したことでしょう。これにより、運転手と乗客の両方が簡単にアクセスできるようになり、フラットフロアによって追加のスペースが確保されたため、より広くなっています。
EX30のワールドプレミアは、6月7日に予定されています。