目次
■コスパ&タイパの良さはリピート率の高さが証明
●愛車買取の新サービス「SellCa(セルカ)」とは?
愛車を売るとき、どうしていますか? 日々の生活を共にしてきた大切なパートナーですから、出来るだけ良い条件で手放したいというのが人情ですよね。
クルマの売却方法には、大きくわけて3つの方法があります。「1.ディーラーへ下取りに出す」、「2.個人間で売買する」、「3.買取業者に問い合わせる」のいずれかを選択される方が多いのではないでしょうか。
1.の場合はさておき、2.と3.についてはそれなりの手間と知識が必要になります。適正な買取相場を知っておくことはもちろん、安く買い叩かれることのないよう、ふさわしい“取引相手”を探し出さなければいけません。これが結構大変なんですよね。
自身や友人知人の愛車を、これまで10台以上ドナドナし、売却の相談を持ちかけられることも多いクリッカー編集長・コバヤシが「これ、試してみたいんだけど……」と言い出したのは、“第4”の方法ともいえる売却サービス「SellCa(セルカ)」です。
セルカはクルマを売りたい個人が、7000社を超える中古車業者が参加するプロ専用のオークションに愛車を出品できるのが特徴。クルマを売却する流れの中に介在する仲介業者をスキップして、ユーザーと業者が直接繋がることができる、という独自の仕組みを採用しているんです。
しかも、売却にかかる手数料は税込みで一律2万9700円。ユーザーは落札額をほぼ正味で受け取れるし、複数の買取業者と煩雑なやりとりをする必要もナシ。業者側も、ユーザーが直前まで乗っていた“鮮度”の良いクルマを直接仕入れることができるとあって、売る側・買う側の両方にとってwin-winなサービスといえます。
「……ということなんだよね」と得意げに説明するコバヤシ。なにやら知り合いに愛車の売却を持ちかけられたばかりだそうで、せっかくだからこのセルカで実際にそのクルマを売ってみたい!という魂胆のよう。公私混同の四文字が見え隠れするものの、自動車専門メディアとしては愛車の売却サービスに登場した第4のサービスとあらば、取材しないわけにはいきません。
というわけで、早速セルカに直撃することにしました。
●実際にクルマを売ってみた!
セルカの売却フローは、とてもシンプル。ざっくりいって、「無料査定を申し込み」→「約30分〜1時間の査定を1回実施」→「オークションに出品」→「納得のいく落札額を出したバイヤーに売却」→「セルカからの代金受け取り」というのが大きな流れです。
コバヤシが知人から託されたのは、平成27(2015)年式のトヨタ・プリウス S ツーリングセレクション。
走行距離は13万5697キロ、色がプリウスでは(どちらかというと)不人気色のシルバーで、いまとなっては“先代”のモデルではあるものの、なんといっても鉄板のプリウスです。根強い人気を誇るクルマなんだから結構良い値で売れるかも……と思ったものの、査定当日やってきた個体を見ると、ボディのあちこちにわりと大胆なキズの数々が。「いや今日初めてこのキズ知ったんだよね。これ、あまり値段つかないんじゃ……」 セルカ査定員の方の到着を待つコバヤシの表情がうつろです。
「こんにちは。お待たせいたしました」
コバヤシの憂鬱を吹き飛ばす爽やかな笑顔で登場したのは、セルカ査定員の秦野 敦さん。セルカは経験を積んだ認定査定士のプロフェッショナル隊を擁していて、全国のユーザーのもとにすばやく査定員が飛んでいける体制を整えているのだとか。
さて、査定のスタートです。まずは秦野さんが書類を取り出して丁寧に要旨を説明します。査定をお願いする同意書、愛車の状態を書き込むヒアリングシート、査定後の流れの説明書、そして売り切り価格設定について、の4枚です。
売り切り価格とは、いわゆる最低落札価格のこと。ヤフオクなどでもお馴染みですが、「この金額を超えれば売却します」という価格をユーザーが任意で設定できるというものですね。セルカのユーザーは、査定員の方のアドバイスを受けて、愛車の最低落札価格を自身で決めることになるわけです。翻って、売り切り価格に達しなければ金額の再交渉も可能ですし、取引自体をここで止めても問題なし。取引を取り下げたとしても、費用は一切かかりません。
査定のプロ・秦野さんの作業は、まさに職人ワザ。まずはコクピットに乗り込み車検証およびメーターの情報をチェック。内装各部を撮影しながら、各部の状態や機能の有無・動作確認などを素速く行います。
「リヤビューモニターがついているかどうかはポイントです」
ところで、このとき秦野さんが撮影している写真は、そのままオークションに使用されるもの。ですから、査定の際はなるべく愛車の内外装を綺麗にしておいたほうが、見栄えが良くて価格アップに繋がる可能性があります。装備品と間違えそうな私物も降ろしておいたほうが、査定がスムーズにいきそうです。秦野さんは「もちろん、マストではありませんよ!」と爽やかに笑っていましたが。
内装のチェックを終えると、次は外装です。ボディ全体のキズをチェックするとともに、ボンネットを開けてエンジンルーム内を視認。事故の修復歴など、構造部分に問題がないかを確認します。
「インサイドパネルやサイドメンバー、ピラーなど、クルマの骨格部分に修復歴があるかどうかで車両価値が大きく異なってくるので、この確認はとても大切です。修復歴がないか見逃さないようにしています」
●ガーン、修復歴「アリ」の車両だった……
コバヤシを大きく不安にさせたボディ外板のキズは、実は評価を大きく左右する要素ではないそうで、最も大事なのは“骨格部に修復歴があるか否か”。なお、セルカでは査定の評価基準を次のとおり定めています。
S点:登録3ヵ月以内で走行3,000km以内。内外装ともにダメージがなく非常にきれいな状態
6点:登録1年以内で走行7,000km以内。内外装ともほとんど無傷で修理が必要ないきれいな状態
5点:登録3年以内で走行3万km以内。内外装に目立たない傷はあるが、きれいな状態
4.5点:走行10万km以内。内外装に若干の傷や凹み、交換があるが、良好な状態
4点:走行15万km以内。内外装に傷や凹み、交換がある状態
3.5点:内外装に傷や凹みがある状態(一部骨格に損傷がある状態を含む)
3点:内外装に目立つ傷や凹みがあり、加修を必要とする状態(一部骨格に損傷がある状態を含む)
2点:腐食が酷く走行に支障があるもの、走行に大きな支障があるもの
1点:消火器散布跡車、冠水歴車
R点:修復歴車、職権打刻車(アメリカ車を除く)
「じゃ、このクルマは4点くらいいっちゃうかもね」
とほくそ笑むコバヤシに、
「いえ、このクルマは修復歴ありです」
とキッパリ言い放つ秦野さん。プロの目から見ると修復歴の有無は明らかだったようで、結果は残念ながら、R点評価とあいなりました。
査定時間はおよそ30分とスピーディ。家の中でコーヒーを飲んだり、ヒアリングシートを書き込んだりしているうちに終了します。
査定後は、査定員の方のアドバイスを受けて、売り切り価格を決定するという重要なミッションが。
「もし、修復歴がなかったら売り切り価格をいくらくらいに設定するのが妥当ですかね?」と食い下がるコバヤシに、秦野さんは「そうですね、80万円くらいでしょうか」と返答。しかし今回は、修復歴ありのR評価。あまり欲を張っては入札ゼロなんていう結果に繋がりかねません。
「修復歴があると、やっぱりそのクルマの価値はかなり下がっちゃうんですよね?」(コバヤシ)
「ボディバランスが崩れて走行に支障が出る、というのは想像しやすいところだと思います。ほかにも、海外へ輸出できなくなるとか、“縁起が悪い”から販売しづらいなど様々な理由があります。そもそも、修復歴のあるクルマは取り扱わないという中古車販売店もあったりするんです」(秦野さん)
ちなみに、いわゆる一般的な買取業者さんの場合、買い取り価格の決定に際して、上記の相場から自社の利益と陸送費用などのコストを差し引いて算出するわけです。かような事情を勘案すると、他社に見積をお願いした場合の査定額は「30〜40万円あたりに落ち着けば良い方ではないか」、とのことでした。
修復歴さえなければ、80万円の売り切り価格設定も充分に期待できたという今回の車両。R評価となると、売り切り価格もそれなりのレベルに引き下げるのが懸命かもしれません。
ちょっと残念? いえいえ、修復歴を見落としてしまった場合、買取が成立した後に減額交渉をされる事例もあるとのこと。そんなトラブルに巻き込まれる前に、修復歴の箇所を適切に確認し、適正な売り切り価格を設定した方が良いのは自明の理。
結果的に、セルカさんの査定スキルのおかげで、気持ち良くオークションに望むことができそうです。
さて、秦野さんのアドバイスを受けつつ、コバヤシがひねりだした売り切り価格は……!?
●すべてが着々と進み、いよいよオークションは手に汗握る展開に
セルカのサービスを体験する中で最も印象的だったのが、すべてが「はや!」ということ。査定日もすぐに決まったし、査定時もあっという間に終了。さらに、査定終了後からオークション実施までも驚くほどショートスパン。
今回のクルマは水曜日に査定を受けたのですが、同じ週の金曜日のオークションに出品することができました。
なお、査定が終了した時点で、愛車売却に関連する情報を一覧できる「マイページ」が作成され、そこで評価の内容やオークションの日時、「やることリスト(フローに応じてユーザーが行う作業のお知らせ)」などを確認することができます。
オークション当日の午前10時00分。オンラインでのオークションがスタートします。これは、業者のみによる「プロによるプロのためのオークション」のため、通常のオートオークションではそのクルマのオーナーでも一般ユーザーが閲覧することはできません。
ですが、セルカで売却するオーナーであれば、オークションの様子を見守ることが可能。7000超のプロが勝負する競売の場で、愛車にビッドされる瞬間をライブで見られるのは貴重な体験です。このオークションで「終了間際に価格がどんどん上がっていくのに興奮した」という声も多いそうですが、納得です。
さて、くだんのプリウスですが、最終的にコバヤシが決めた売り切り価格は40万円でした。どうやら、意地でも買取屋さん相場をオーバーさせたいということのようです。オークション画面には「セリ状況:終了まで6時間」の文字。16時までにどこまで金額がつりあがるのか。スマホの画面から目が離せません……!
●最高金額を引き出すオークション終了間際の自動延長機能もアリ!
仕事のかたわら、ちらちらとオークションのチェックをしているとオークション開始から1時間半で「47万3380円」に金額がアップ。これは!と期待に胸ふくらませてしばらく注視していたものの、その後3時間は入札の動きが一切ありませんでした。
山が動いたのは、オークション終了間際。残り時間が1分を切り、55秒、45秒……とカウントダウンが始まると、現在価格部分が点滅し、価格がどんどんつりあがる。入札があるとセリ(オークション)終了も延長される仕組みになっているので、残り時間も都度、更新されていきます。
48万4380円、48万9880円、49万5380円……画面の向こうから、「ありませんか、ありませんか、入札」というオークショニアの声が聞こえてくるような緊迫感。まさに手に汗握る瞬間です。いや、これも仕事だから……と言い訳するコバヤシ、もうスマホから目をそらそうともしません。
16時47分、オークション終了。ハンマープライスは54万4880円。売り切り価格をおよそ15万円も上回る落札額に、コバヤシはホッと胸をなで下ろしたのでした。
オークション後に「マイページ」をチェックすると、「やることリスト」に「手数料を選択してください。」の文字が。クリックすると、税込み13万2000円/6万6000円/2万9700円の三択から手数料を選べる画面に遷移しました。
●他社査定額との差額が+200万円オーバーの例もあり!
基本的には、最も安い2万9700円を選べば何の問題もないのですが、ユーザーによっては、想像以上に高く落札されたオークションのお礼もかねて、チップ的に上位の手数料を選ぶ方もいらっしゃるとか。いや、いくらなんでもそんな太っ腹な、と思ってケチな性分の筆者はセルカの方に尋ねてみましたよ。13万2000円もの手数料を払いたくなる結果ってどんなもの?と。
しかし、訊いて納得。これまでの売却実績で、他社見積額との差が最も大きかったのはレクサスLXで、他の業者による査定額が950万円だったところ、オークション結果は1224万2960万円。差額はなんと274万2960円!
他社見積額との差額ランキングでいうと、次点もレクサスRXで、こちらは213万930円。ランキング上位には100万円を優に超える差額を叩き出した出品車がずらり並んでいました。
ランキングでユニークだったのが、国産車やメルセデス・ベンツ、BMWといったメジャー勢のみならず、シボレー・エクスプレスといったマイナーどころも加わっているところ。
流通量が少ない希少車や高級車は、買取相場がわかりづらいもの。高額での買取を実現するには、いくつもの査定に出したり、その道に強い業者を探したりと、手間がかかります。なるほど、国内外でクルマを扱う種々様々な7000強のプロの目が光るオークションに出品できるセルカには、このあたりの強みもあるんだと実感した次第です。
さて、オークションが終われば、あとはセルカから郵送されてくる名義変更などの書類処理を行い、車両を引き渡すだけ。愛車が引き取られてから7日後に売却代金が振り込まれて、一連のフローは無事完結とあいなります。
なんといっても、車両の譲渡に関する面倒な書類関係のやりとりが手厚くサポートされているのは、安心ですよね。ローンの残債の一括返済なども代行してくれるそうです。
“中間”を省き、ユーザーと買取業者が直接繋がるからこそのコスパの良さはもちろん、煩雑な手間を省くことのできるタイパの良さは想像以上。そしてなにより、プロのオークションを体感できる楽しさも、セルカの特徴のひとつなのだと分かりました。
しかし、このようなサービスを考えついたセルカの仕掛け人って、どんな人なんでしょうか? 今回、実際にセルカでクルマを売ってみたコバヤシが、田畑翔利社長にインタビューしました。
●ケニアで見つけたビジネスのきっかけは「日本車の価値」
コバヤシ:セルカを始めたきっかけについて教えてください。
田畑社長:大学生のときに、自分でクルマを仕入れにいってオークションで売るという業販の個人事業をやっていたんです。そこで、オークションの仕組みを理解するようになりました。
コバヤシ:学生なのにアルバイトではなく、自身で事業をしようと考えた?
田畑社長:とにかく、ビジネスというものを学んでおきたかったんですよね。
コバヤシ:では、卒業後はすぐに現在のビジネスをスタートしたんでしょうか。
田畑社長:新卒から丸3年はインターネット広告関連の会社に勤めました。その後、ケニアに行きまして。
コバヤシ:ええ! なんでアフリカに?
田畑社長:すでに多くの成功事例がある欧米などよりも、まだ未知数の部分が残されているアフリカなら、自分の可能性を試すことができるのではないかと考えました。
コバヤシ:そのアフリカ・ケニアで大きな発見が?
田畑社長:かの地では、日本の中古車がめちゃくちゃ走ってるんですよ。クルマを輸入できる国は他にいくらでもあるのに、なぜ日本車なのか。そこで分かったのは、「日本で使われているクルマには価値がある」ということでした。
コバヤシ:日本車にはどんな良さがあると思われているんですか?
田畑社長:クルマの状態がいいんです。日本の車検制度って世界一厳しいと思うんです。2年に一度、愛車を必ず検査に供さなければならない仕組みって、世界中で他にはありません。車検の無い国のほうが多いくらいですよね。
コバヤシ:そういう意味では、常に一定のコンディションに保たれているといえそうです。
田畑社長:日本人の体格もあります。
コバヤシ:え、体格? それクルマのコンディションに関係あります?
田畑社長:欧米だと、かなり大柄の方が長距離、常時乗られていたりすることも少なくないので、内装がへたりがちなんです。その点、日本はその可能性が少ない。また、道路もよく舗装されているので、足まわりの傷みが少ない個体も多いですね。
コバヤシ:そういう日本車を求めているユーザーと、そういう日本車を売りたいと思っているユーザーがいる。両者を繋げたいと考えたんですね?
田畑社長:その当時、メルカリがすごく伸びていたんです。だったら、売りたい人・買いたい人を直接繋げる「クルマ版のメルカリ」を作るのが一番いいと考えました。
コバヤシ:C(顧客) to B(業者)を繋げるセルカは、その第一歩?
田畑社長:いずれは、グローバルな規模でクルマを売り買いする個人同士が繋がることのできるC to Cが実現できればと考えていますが、まずはC to Bから始めました。
コバヤシ:セルカを立ち上げたのは2017年ですよね。これまでに最も苦労したのはどんなことでしょうか。
田畑社長:やはり、愛車を出品してくれる顧客の方々を増やすのは一筋縄ではいきませんでした。名前や存在が知られていないから、信頼もない。顧客の皆様、そして業者の方々に信用いただけるよう、出品情報に正確を期す、システムの機能開発を徹底的に重ねてユーザビリティを向上するなど、細かい部分を徹底的に改善してきました。
コバヤシ:セルカを利用するユーザーさんには、同時に他の買取業者にも問い合わせている方が多いんですか?
田畑社長:最初は、“買取業者のうちのひとつ”としてセルカを加えるという方が多いようです。が、一度利用された方には「セルカでよかった」と納得していただけるようで、リピーター率・紹介率がすごく高いんです。さほど時間を置かずに再び利用される方も多い印象です。
コバヤシ:短期間でセルカをリピート利用するというユーザーさんは、複数台所有しているようなクルマ好きの方ということでしょうか。
田畑社長:私どものお客さまには、クルマ好きの方はもちろん、珍しいクルマをお持ちの方も多いんです。また、クルマに詳しい自身が納得した結果、ご家族や知人の方へ紹介していただけるケースもたくさんあります。
コバヤシ:セルカが目指す山頂が10合目だとしたら、現在は何合目ですか?
田畑社長:うーん、今が20%くらいだから……2合目あたりでしょうか。欲しい人も、譲りたい人も、お互いが感動できるような取引ができる。そういうマーケットプレイスが作れたら、というのがセルカの原点です。
ですから、買ってくれる業者さんを一社でも増やしていきたいし、ユーザーさんもまだまだ都市部の方が多いので全国的に拡大したい。さらに、ファイナンスサービスなど、お客様へ提供できる商品の幅もどんどん拡げていくつもりです。
コバヤシ:目指すのは、やはりケニアと日本のユーザーが直接繋がることのできる未来でしょうか。
田畑社長:いずれは、世界中のユーザー同士が繋がる日本発のグローバルプラットフォームを構築したい。それが私どもの目標です。
日本のユーザーをまず満足させ、世界中のクルマ好き同士が、「売ってよかった」「買ってよかった」と笑顔になれる世界。田畑社長が目指しているのはそんな明日の姿なのでした。
(まとめ:三代 やよい/写真:伊藤 吉行)
SellCa(セルカ)公式ページ:https://www.sellca-sellcar.com/
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