■新生「S5アバント」はダウンサイジングとなるV6を維持
アウディは現在、主力「A4」後継モデルとなる「A5」新型を開発中ですが、そのパフォーマンスモデルに関する最新情報を入手しました。
アウディのCEOであるMarkus Duesmann(マルクス・ドゥスマン)氏は3月、ドイツカーメディアに対し、次世代のA4は「A5」という車名を使用する予定と語っていますが、A4がメルセデス「EQC」や、BMW「i3セダン」をライバルとするフルエレクトリックモデルとして復活する場合、その名前は未確認となっています。
新生A5のパフォーマンスモデルとなる「S5アバント」は、ダウンサイジングすることなくV型6気筒を維持。
トップモデルの「RS5アバント」では、2.9リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンに電気モーターを合わせたプラグインハイブリッドモデルとなり、最高出力は550psオーバーが予想されます。
最大の注目は、新生A5にセダンが導入されるどうかです。これまでA5新型は、アバントとスポーツバックのみの提供とお伝えしていますが、BMW「3シリーズ」やメルセデス・ベンツ「Cクラス」の直接のライバルが本当に消滅してしまうのか疑問は残るため、確定情報までもう少し時間がかかりそうでです。
A5次期型のワールドプレミアは2023年後半で、2024年S5が登場、最強RS5は2025年のデビューが期待されています。