VW最小SUV「T-Cross」改良型の新デザインが分かっちゃった!? 2023年後半デビューへ

■ヘッドライトユニットがより正方形に、グリルは拡大

フォルクスワーゲン(VW)が現在開発を進めている「T-Cross(Tクロス)」改良新型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

VW T-Cross 改良新型プロトタイプ スパイショット
VW T-Cross 改良新型プロトタイプ スパイショット

Tクロスは、ブランドSUVシリーズの最小モデルとして2019年に発売。現在日本市場では、3年連続輸入車ナンバー1 SUVとして君臨している大ヒットモデルです。

ブラジルで捉えたプロトタイプは、4月に捉えたプロトタイプと比較すると、重厚なカモフラージュの代わりにステッカーが貼られています。

VW T-Cross 改良新型プロトタイプ スパイショット
VW T-Cross 改良新型プロトタイプ スパイショット

ヘッドライトユニットがより正方形になり、それを隠すテープが角に貼られていることがわかります。グリルは少し拡大され、新しいパターンになっており、スリムなクロムストリップにはLEDが配置される可能性がありそうです。また下部グリルにも変更が加えられ、三角型のエアインテークが配置されます。

リアエンドでは、LEDテールライトのグラフィックが新設計されていることが確認できます。またテールライトを接続するライトバーは、赤と黒のテープで完全に隠されていますが、これは完全ダミーで、改良新型ではストリップライトが削除されるとも噂されています。

キャビン内は、素材のクオリティーを改善し、デジタルコクピットのソフトウェアをアップグレードすると予想されます。

パワートレインは、最高出力95psと110psを発揮する1.0リットル直列3気筒TSIを保持するほか、最近アップデートされた最高出力150psを発揮する1.5リットル直列4気筒「TSI Evo2」が出力トップに君臨するでしょう。

また現行型同様に、すべてのグレードは前輪駆動であると予想され、マニュアルまたはオートマチック(DSG)トランスミッションが提供されると思われます。

Tクロス改良新型のワールドプレミアは、2023年後半になりそうです。

(APOLLO)

 

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる