フォルクスワーゲン「T-Cross」が大幅改良へ。日本で人気No.1のSUVがデザイン大刷新

■グリルもわずかに幅が広く、上位トリムではLEDストリップ装備か

フォルクスワーゲン(VW)は現在、コンパクトクロスオーバーSUV「T-Cross」改良型の開発に着手していますが、市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

VW T-Cross 改良型プロトタイプ スパイショット
VW T-Cross 改良型プロトタイプ スパイショット

T-Crossは、ブランドSUVシリーズの最小モデルとして2019年に発売。現在日本市場では、3年連続輸入車No.1 SUVとして君臨している大ヒットモデルです。

ブラジルで捉えたプロトタイプは、前後をカモフラージュ、エクステリアデザインを隠しています。しかしよく見ると、フロントエンドが新設計されている様子がうかがえます。

下部バンパーは現行型よりワイド化され、異なるパターンがインサートされているようです。またグリルもわずかに幅が広く、上位トリムでは、LEDストリップ装備される可能性があるといいます。

VW T-Cross 改良型プロトタイプ スパイショットcar
VW T-Cross 改良型プロトタイプ スパイショットcar

ヘッドライトの輪郭は継承されていますが、内部には新設計のLEDデイタイムランニングライトが配置されると思われます。リアエンドでは、テールライトのグラフィックを刷新、レンズは少しコンパクトになると予想されます。

インテリアに関する情報はありませんが、素材の品質を改善、デジタルコクピットのソフトウェアのアップグレードがなされるはずです。

パワートレインは2つの異なる出力で1.0リットル直列3気筒TSIを保持するほか、最近アップデートされた1.5リットル直列4気筒「TSI Evo2」がトップに君臨します。現行型同様に、すべてのグレードは前輪駆動であると予想され、マニュアルまたはオートマチック(DSG)トランスミッションを提供します。

T-Cross改良型のワールドプレミアは、2023年後半になると予想されます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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