■大型グリルやデュオトーンの処理によりマイバッハの雰囲気を持つ
メルセデス・ベンツは現在、ミニバン「Vクラス」改良型を開発中ですが、そのティザーイメージを公開するとともに、今夏ワールドプレミアを行うことを発表しました。
現行型となる第3世代のVクラスは2015年にデビュー、2018年には大幅改良をおこなっていますが、今夏に2度目の改良型を導入します。
この度、フルエレクトリックオプションとして、2026年に発売予定の時期「VAM.EA」プラットフォームをプレビューすることに加えて、既存のVクラス、Vito、EQVおよびeVitoを今夏アップデートすること発表しました。
同時に公開されたティザーイメージは、Vクラスのフロントエンドが写されていますが、先代モデルと比較して、グリルを大幅に大型化、「スリー・ポインテッド・スター」はグリル内部からフードマスコットに変更されています。
また新設計されたLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライト、AMGスタイルのエアインテークを配置するフロントバンパーが確認できます。
全体として、この変更によりメルセデスの乗用車ラインナップと調和した、より滑らかな外観が得られ、デュオトーンの処理によりマイバッハの雰囲気が加えられています。
以前捉えたプロトタイプのキャビン内では、1つのパネルにデュアル スクリーンが取り付けられた新しいデジタルコクピットを発見しましたが、アップデートされるVクラス、Vito、EQVには、最新のMBUXインフォテインメントが搭載されることが確認されています。
乗用車向けのVクラスとEQVは高級感をより重視する一方、商用車のVitoとeVitoは新しいデジタルサービスや、安全機能とともに「プレミアム品質」を誇ることになるといいます。